梅雨と日本人
キャリア的視点442
こんにちは^^ キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「梅雨」です。
実は日本人と深く関わりの在る、これはもう一つの季節だと思うのです。梅雨があるからこそ育まれた文化もあります。
雨が多いと全体的に空が薄暗い印象がありますが、たまに晴れた時の青空が本当に新鮮に映りますね^^
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
梅雨という季節
いよいよ少しずつ雨も降り出して、「やっと」という印象ですが梅雨の様相を呈してきました。今年は例年にない早さで梅雨入り宣言が出た(中部地方)ものの、実際には雨はほとんど降らないという状態でしたね。
先日、梅雨に関してこんな記事を書いています。ぜひ合わせてご覧いただけると嬉しいです。
梅雨という気候は日本の独特のものです。しかも同じ日本でも北海道には梅雨がないと聞きます。世界的にも雨が降り続く時期があるというのが珍しいということなのでしょうか。逆に雨が降らず砂漠化している地域もあるだけになんとなくバランスが悪いな、なんてことも考えてしまいます。
日本には昔から梅雨という季節がありました。かの俳人・松尾芭蕉(江戸時代)も梅雨の時期に句を読んでいます。季語は紫陽花(あじさい)です。
「紫陽花や 帷子時(かたびらとき)の 薄浅黄(うすあさぎ)」
「紫陽花や 藪を小庭の 別座舗(べつざしき)」
他にも調べれば正岡子規(明治)などの句も見つかります。時代時代に生きた人たちが思い思いに「梅雨」を描いてきたのだと思いますね^^
天気・気候の話なので当たり前なのだと思いますが、梅雨という季節は日本人の生活に大きく影響しています。
梅雨とは日本人の一部
生活に密接しているものは、日本語に現れます。
砂漠の多いエリアで暮らす人々が使うアラビア語では「ラクダ」に関係する単語が沢山あります。雄ラクダと雌ラクダ、荷を運ぶラクダ、野良ラクダなど16種類もあるのだとか。
日本にも「雨」に関連する言葉は沢山ありますよね。雨、小雨、霧雨、雷雨、雹、霰、雪などなど。梅雨もそのうちの一つなのでしょうか。
それだけ日本人にとっては、梅雨という季節は「当たり前」の季節であり、降り続く雨の中にも心躍らせる存在であったはずです。ところがその梅雨が、(実際には梅雨に限った話ではありませんが)季節が狂っている様です。雨量が少なくなったと思いませんか?
梅雨があけた後の夏も、私が子供の頃は30度を超えたら猛暑でした。ところが今や40度を超えるのが当たり前になってしまいました。冬もです。暖冬暖冬と騒がれ、雪の降る量が減っています。
かと思えば大型化した台風やゲリラ雷雨などによる洪水が毎年の様に起こります。それにより家や車などの大切な財産を失ってしまった人も多いのです。異常気象とも言われる近年の天候は私たちのキャリアにどんな影響を及ぼしてくるのでしょうか。
もちろん先に書いた様な財産を失うなんてことになると、完全にキャリアに悪影響を及ぼします。ではそれ以外の場面ではどうでしょうか。
少し例示が極端かもしれませんが、梅雨によって家の中のカビが増殖、家ダニなども湿気の増加に合わせて増えその結果として体調を壊す、なんてことが起こり得ます。実際に私は小学生のころなどは特にアレルギー性の喘息の発作が発症して何度も学校を休んでいました。
余談ですが喘息の症例を持つ方は、日本では小児を含めて約800万人と推定されています。そして年間2,000~3,000人の方が無くなっている様です。
各季節ごとに様々な症例が起こり得るのです。梅雨の起こり得る自分の身体の変化を覚えて、対応できるようにしましょう。
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。
じめじめしてツライですね。
里中さん、本当ですね^^
でも来年を考えるとまだまだこれからです。準備しておきましょう^^