日本の宝を地域で守り育てよう #キャリア的視点 683

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「子育て」です。

最近は様々な事情で子育てをしないという選択肢を選ぶ個人・夫婦が多いとは聞きますが、それでも多くの家庭が子育てをしています。子育ての悩みは尽きません。各家庭の環境や考え方、ライフスタイルなどによって、家族ごとに異なりますね。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

我が家の二人

私は今、10歳と4歳の男の子二人を、妻と一緒に育てています。私自身が男兄弟の中で育っていましたので、個人的には女の子が欲しかったのですが、こればっかりは当然どうにもなりませんでした。女の子だったら溺愛しすぎて、親バカならぬバカ親にしかならなかっただろうことは今でも想像に難くありません。

「お前みたいなどこの馬の骨とも知れん奴に、うちの可愛い娘はやれん!」
「そんな! お義父さん!」
「お前なんぞに『お義父さん』なんて呼ばれたくはないわっ‼」

娘が彼氏を連れてくると聞いたら、彼氏に台本を渡して小芝居をやるのが夢でした。(妻に呆れられましたが)

そんな余談は置いておいて…

10歳と4歳。6年差。
長男が小学校を卒業する年に、次男が保育園を卒園します。この年齢差は、予想以上に大きく『一人っ子が二人』状態。観たい番組も、遊びたいゲーム・おもちゃも全く異なります。間にもう一人いて3人兄弟なら違っていたのは私自身の経験上わかってはいるのですが、残念ながらうちは6歳差なのです。

かくして夕食・お風呂の後、次男を寝かしつけに私がベッドに行き、そのまま私が寝落ちした後もゲームに興じる長男が妻と寝に来るという、どこかズレたライフスタイルが出来上がってしまいました。

地域の子供

昭和の時代と異なり、近年は核家族化が進んだこともあって、特に都市部では近所付き合いが希薄になっているなんて話も聞きます。
私の住んでいる地域でも、親世代ほどの関係性の濃さは感じられません。

かくいう私も、自分自身の生活や仕事に忙殺されて(言い訳にしかなりませんが)、なかなかご近所さんとの親交を図ることも難しく考えているのが本音です。
キャリア的な役割として、ライフキャリアレインボーの『市民』という役割が薄くなってきている感覚です。

ライフキャリアレンボー
  • バブルの崩壊を機に給与額(年収)が低下し、男性の給与だけでは家族の生活がままならなくなった。
  • それに伴い、女性の就労機会が増えた。

これによって女性が社会進出した分、男性が家庭進出をすれば良かったのですが、給料が少ない分それでは収入が増えません。結果家庭から大人の姿が消え、10歳くらいになった子供は『鍵っ子』として家で一人で遊ぶようになったのです。

それでもまだ平成初期は良かったのかもしれません。地域の目がありました。近所のおじいさん・おばあさんが出歩き、よい意味で目を光らせていたのですから。

今やそれは「地域ボランティア」という形で、時間限定でご高齢者の気持ちで成り立っています。
私自身、市の登録市民団体を運営したり、小学校の読み聞かせに行ったり、キャリア教育コーディネーターとして学んだり、少なからず地域の子供たちへの関わりを意識しているのですが、なかなかどうして、手が回りません。

人間は集団で生きる生き物です。サルから進化したのであればそれは間違いない話だと思います。であれば地域という集団の中で子供たちはのびのびと育ってほしいと思います。何も偉そうなことは言えませんが、学校から帰ったらゲームではなく外(公園など)で友達と走り回って遊んできて欲しいものです。

私たち親の帰宅が遅くなることで、子供たちのライフスタイルも変化してきています。これが彼らの将来的なキャリアにどう影響するか、半分怖く感じてしまう今日この頃です。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

★2020年2月29日より開始したこのブログも、おかげさまで私自身の業務量が増えたことに伴い、2022年9月末で一時的に休止することにしました。本日分を含めてあと4記事の予定です。
今後もYoutube『人生を愉しんで活きる達人たち!』は週2~3のペースで更新していきます。ぜひお楽しみください。

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