政治とキャリア #キャリア的視点 688
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。本当に久しぶりの投稿です。
今日のテーマは「政治と宗教」です。
政治的発言をすると「メンドクサイ奴」というレッテルを貼られ、人が敬遠し付き合いが減ってしまう、ってことありませんか? 日本は先進国を自称しているのに、政治の話を煙たがる人があまりにも多く感じます。
その原因を少し、考えてみました。
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
政治と宗教
「公の場で、政治と宗教の話はしてはいけない。喧嘩になるから」
若いころよく言われてきたこの言葉、実は間違いです。誘導です。
喧嘩というのは『お互いが意見を押し付け、譲らない』ことから起こります。コミュニケーション能力の問題であって話題が悪いわけではありません。
先の言葉は、時の権力者(要は自民党)が民に興味を抱かせないための策略です。
実際に日本は、国民の半数近くが政治に関心を無くし、衆参総選挙では投票率55%という先進国にはあるまじき有様です。
数か月後には自民党から日本国憲法改憲発議が出されるでしょうが、麻生太郎副総理の「ナチに倣え」の言葉通り、独裁政権をもくろむ【緊急事態条項】と【人権削除】を謳った内容です。
政治はキャリアに直接的に影響するものです。自身と家族と従業員の明るい未来をつかみ取りたいなら、政治こそ関心を持って声を挙げるべきだと考えます。
歴史を観ても時の権力者の雑な治世で、搾取され痛い目を見るのは民です。この情報化社会に自ら情報を遮断しないでください。
ただの思い込みに、権力者の都合に騙されないで!
日本って本当に先進国?
私の結論を先に言うなら、日本は先進国です。ただし「一部の技術的な面」に限定されての話です。
事実として、キャリアの面においては、アメリカはもちろん中国の方と話した時も明らかに日本は後進国だと理解できますし、7年前にキャリアコンサルタントが国家資格になったことで、やっとスタートラインが設定された程度です。
経済面では先進国ではなく、衰退国です。もう何十年も給与が上がらない国は、自称先進国の中では日本以外にはありません。
現在の日本は、明確な格差社会です。富める者はより富み、貧しい者は飢えていく。
子ども食堂の数は年々増え続け、学校給食の質は下がり続けている。子供が腹いっぱい食べることができない社会でいて、果たして先進国を名乗って良いものなのでしょうか? 否です。
なぜ、こんな世の中になってしまったのか!?
それは私たち国民が、政治に関心を持たなくなってしまったからです。しかしこれは結果論で、実際には政府の施策や裏工作により、政治から関心を持てなくされてしまったからです。一言で言えば、政治と報道の癒着。
TVで政治的発言をしたタレントが、そのことを理由に干されてしまったという話はあまりにも列挙にいとまがないものです。
私自身、若いころは政治に対する関心は0でした。東京に住んでいたころは、選挙に行くこともなかったと思います。
しかし現在は、先に書いた【自民党による日本国憲法改正発議】という非常に危険な状態にあります。裏金で金を持っている自民党が、電通を使ってTVなどで人気タレントを使って「改憲って必要です」と具体的な内容を伏せて宣伝してくることが簡単に予測されます。そして政治無関心層は簡単にそれを信じてしまうでしょう。
政治とは私たちの生活に直結しています。国民負担率が50%を超えているということは、給料の半分を国に取られているということです。働けど働けど生活は困窮し続けるのです。搾取され続けているから、生活に余裕がなく、更に短期的思考にされてしまっているのが、現代の日本人です。
私たちが、自分に満足のいくキャリア=人生を歩むためにも、政治にも関心を持ち、世論を交わしていくことは、とても重要な事なのです。
政治批判とは、世論という名の参政権の一つです。
発信する私たちが恥じることは在りません。
批判される政治家が恥じるべきなのです!
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。