地域コミュニティのキャリア #キャリア的視点 526

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「地域コミュニティ」です。

最近はお隣さんとの関係が「希薄になっている」なんて話もよく聞きますが、皆さんはいかがですか? 地域の方々と上手くやっていますか? 私もそんなに濃い方ではありませんが、全くない訳でもありません。
地域コミュニティで何らかの役職に就くことも充分に立派なキャリアです。一度考えてみましょう。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

近所付き合いというコミュニティ

今日の記事のキャリア的テーマにはドナルド・E・スーパー氏の【ライフキャリアレインボー】があります。すぐ上にある絵がそれなのですが、私達は生まれてすぐに「息子・娘」という役割を担います。それは様々な役割を担いながら死ぬまで続きます。それに関しては8/6に投稿したこちらの記事をご覧ください。

私達が活きていく中で欠かせないのが人との関わりです。会社でももちろんいろいろな人と関わっている訳ですが、当たり前に家庭でも様々な人と関わっているものですね。向こう近所両隣りではありませんが地域の生活区での付き合いなど、知らず知らずのうちにその範囲は拡がっていきます。

私の生活区の場合ですが、市内の一定区域を分けて【区】とし、更に小分けして【組】とします。その区の一員、組の一員としての役割が私たちには存在しているのです。よく「私は近所付き合いはしたくないんです」という方も多いですが、そんなことを言っても最小限の付き合いというものが必要になります。結局はそれが近所付き合いの中での役割になってくるのです。どうしても嫌だ、という方はそれこそ無人島にでも行かないといけませんね。

人が二人以上いればそこは組織であり、その瞬間にその誰かにとっての【役割】が生まれるのですから。

地域コミュニティは会社よりすごい

地域コミュニティの中には様々な会社で様々なキャリアを積んできている人がいます。そういう人たちと関わることで私も普段の仕事では得られない経験をすることになります。その多くは定年退職をされた、いわゆる高齢者の方々です。
新興住宅地や新築マンションなどでもない場合は、多くは以前から住んでいる方々がいるものです。そうした方々と関わりを持つことによって私たちは自分一人では得る事もなかった知識を得ることがある訳です。

そして役割という意味合いでは、私達は51歳という年齢であっても「若手」と言われ、次の世代の区を担う立場を期待されている訳です。このコロナ禍でイベント自体がなかなかありませんが、それでも区の清掃活動などを行う場合には、実は活躍を期待されている存在な訳です。まぁこれは「若い(50代であれば全員若い)」者であれば全員が同じですけど。

地域コミュニティの中には当然大人もいれば、高齢者もいて、子どももいます。その全てがこれからの時代の担い手です。その誰もがその地域に必要な人材なんです。

会社で働くのは20代から60代ばかりですが、地域コミュニティの場合は0歳から100歳以上までいます。会社で働くよりもはるかに多くの経験値を積むことができる場なのかもしれません。
今、私は地域コミュニティの中では「ひださん」であり、「おっちゃん」であるのを密かに愉しんでいます^^ それがプライベートをより充実させる手法の一つですから。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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