マスクの下は笑顔です #キャリア的視点 527

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「マスク」です。

新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大により、世界中でマスクの使用が広まりました。外出時にはマスクを着用する。これはすっかりと定着し、今では人の素顔を見る機会の方が少なくなりましたね。
マスクをした状態で人と触れ合うのが当たり前の社会になりました。それでも私達がコミュニケーションに困らないのは、どんな秘訣があるのでしょうか。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

マスクというツール

2020年初頭、私達が良く知る感染症、Covid-19が世界中に広まりました。アメリカなどはマスク着用を強要されるのは自由に関する権利の妨害だとして社会問題になったりもしていましたが、日本では比較的もともとマスク着用が一般化していたこともあり、逆にマスク不足になってしまうという現象が起きていました。

もともと日本では例年のインフルエンザ予防や花粉症対策などで、マスク着用は当たり前だっただけに問題が無かったのですが、さすがに2年もマスクを着用していると閉塞感が出始めます。なにせ外出時は常にマスクをつけている状態で、人と会話する際にはお互いにマスクをしている訳です。医師の診察行為などでは必要に応じてさすがに外しますが、それも必要に応じて、です。

新入社員研修などで数日間にわたって同じ現場にいても、何日かしてやっと食事や水分補給の際に初めて相手の顔を見るという事も当たり前にあり、
「こんな顔をしていたんだ」
なんて思う事も、今やあるあるですね。そしてまたマスクをしたとたんに分からなくなってしまうという事も…

マスクの下の笑顔

今やマスクは顔の一部であり、その存在は既に布マスクの登場もあり、ファッションに一部にまでなりました。小学校のキャリア教育授業などで訪問すると、実に色とりどりです。ある種の自己主張アイテムですね。そしてそのマスクの下には、多くの場合は笑顔が隠れているんです。

私達は視覚情報を最も優先させて判断の為に情報を得ます。それは70%以上だと言われています。しかし、Covid-19による社会的変化の為の仕方がない行為とはいえ、その情報の一部が隠されてしまっては、会話の中で相手の表情を読み取るというのが非常に難しくなってしまうんです。

しかし私達は、正直そんなに困っていません。冒頭で紹介したアメリカなどは会話の際に唇の動きでも発音を判断する材料にするとは昔聞いたことがあるのですが、日本語はそれがないから、という理由もあったのでしょう。
現代日本の発音には「わゐうゑを」(※「 ゐ 」は『うぃ』、「 ゑ 」は『うぇ』と発音)がなくなってきたこともあり、唇を大きく開けなくても発音できてしまう言語なんです。

しかし、やはりマスクをしたままの会話は少し寂しい。相手の笑顔をみれないから。

でも考えてみてください。私達は相手がマスクをしていても、その相手が笑顔でいることに気付きます。

笑顔とは顔の表情だけで表すものではありません。顔中で、身体中で、心で表現するものなんです。

マスクをしていても当たり前に会話ができて、笑顔溢れるコミュニケーションができるのですから、閉塞感は会ってもまだ何とかなるのかもしれません。無いに越したことはないですけどね。
中世ヨーロッパのペストマスクやガスマスクを着用しないで良かったですよね^^

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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