夫婦で紡ぐ主婦と主夫のキャリア3/3 #キャリア的視点 536

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは3回続けての「夫婦」です。

水曜日から続いて生きた3回連続「しゅふのキャリア」を考える3回目です。主婦、または主夫は結婚されているご家庭には基本的に一人は居るものです。そしてそのキャリア形成にはパートナーの理解と協力が必要不可欠となっていることに、はたしてどれだけの人が気付いているのでしょうか。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

この記事は以下の続きとして書かれています。以下の記事をご覧いただいてからの方がわかり易いですので、ぜひ先にご覧ください。

会話

前回の記事の結びで「主婦・主夫のキャリアの悩みを解決するには一つには社会環境が変わらないと根本的な解決には繋がらない」と書いてい入るのですが、法改正というトップダウンの方法の他にも何か私達ができる方法はあると思うのです。

私の考える結論を先に述べておくと、それは【会話】です。夫婦の会話。これに尽きます。

我が家も妻に相談しました。そして基本的な役割分担としての形を変えました。主婦から主夫へ。これまでの記事でも書いてきていますが、独立・起業の為に変えてきました。これは夫婦のお互いのキャリア形成を考えることです。
今の会社の仕事が気に入っていてその会社の中でキャリアを形成したい妻と、自分のやりたい事の為に独立したい私。「しゅふ」の役割を交代しただけです。もちろん「できる方がやる」というこれまでのスタンスは変えません。家事や子ども達の送り迎えにメインとして動くのが私になるだけで、私が外出業務で朝が早い・夕方遅くなるなどの時には妻がやってくれます。

もちろん経済的な問題を無視して良い訳ではありません。他にも子どもの人数によっても変わるでしょうし、子どもが巣立っているとか、夫婦の年齢にもよります。各家庭で条件が違うのですから、これは各家庭で、夫婦が顔を並べて話し合う事なのだと思います。

それにより夫婦二人の心に内的な変化が生まれると思います。別に役割の変更などなくても構わない訳です。意識の変化が起きるのですから。

内的な変化

それは最初はちょっとした「気付き」程度かもしれません。でも確実な変化です。
パートナー(夫・妻)が普段何を考えて、何に悩み、自分が何を思い込み、何を決めつけていたか、に気付くことができるのではないかと思います。

実際私がそうでした。私も「大黒柱バイアス」を持っていたと、今思います。

男性であれ、女性であれ、得意な事は得意、苦手なものは苦手なのです。自分の得意を伸ばし、パートナーの苦手をフォローし合える関係は最高です。自己肯定感も自己有用感も高まります。

確かに性別による得手不得手もあります。実は管理職(マネジメント)は女性、特に子育てを乗り越えた女性の方が向いているという報告もあります。それはやはり子育てというマネジメントを経験しているからなのかもしれませんね。もちろんそれは職場も同じです。読んで字のごとく仕事は『仕える事』、家事は『家の事』、どちらも同じ。

今の時代だからこそ、男性は進んで育児に参加するべきだし、会社組織は進んで男性育児参加に取り組むべきなのです。外的変化と内的変化が社会の変化を促進させるのだと思います。
そのほんのちょっとした推進剤になればいいなと思って、私達は「しゅふふ☆キャリア」を立ち上げました。

ぜひ参加して、主婦・主夫のキャリアを止めない為にも積極的に意見を交換して欲しいのです。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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