労働環境を整える

キャリア的視点464

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「チーム」です。

私達が生活をする中で必要なモノのひとつがチームです。仕事も家庭も地域コミュニティーも全てにチームという単位があります。そのチームが上手くいくと結果に良い影響をもたらします。
今日は家庭ではなく仕事の現場を背景に考えていきますが、結局家庭においても似たようなことは言えますので同様に考えてみてくださいね^^

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

仕事を楽しむために

働く人の誰しもが、「楽しく仕事をしたい」と考えていると仮定します。

「仕事なんだから楽しくなくて当たり前」と言うことを言う人もいます。別にそれを否定するつもりもありませんが、だからと言ってその人は楽しい仕事を否定している訳ではないと思うのです。楽しい仕事の時もあれば、そうでない時もある。それくらいの話なのだと受け取っています。

そのあたりの事を書き始めると長くなりますので今回は大筋としては割愛しますが、「(自分が)やりたい仕事」と「できる(求められる)仕事」に関しては、以下の2点の記事で書いていますので併せてお読みください。
キャリア的視点139 -やりたい事・できる事 -変化に対応する能力-
キャリア的視点179 -できる事とやれること:林修先生に学ぶ-

楽しく仕事をするといっても、何に対して、仕事のどんな部分に対して”楽しさ”を感じるか、というのは正に人それぞれです。これも個性という多様性のひとつの結路として捉えられる訳ですが、いくら1チームの人数が5~6人だとしても収集が付かなくなってしまいますね。

要は多様性なのです。何に、どんなことに楽しいと感じるかを多様性と考える以上、それらを多様性として認識し、受け入れ、共感をすることが大切なのです。

「安心・安全の場」という環境創り

「安心・安全の場」というのは、簡単に書けば「何を言っても、何をやっても許される場」という意味です。
「何を言っても」とはいえ、誰かを馬鹿にしたり貶めるようなこと、周囲の人々の気分を確実に害するようなこと、「何をやっても」とはいえ、法・コンプライアンスに反するようなことは除外です。

仕事に関するアイデアですらないまとまっていない思い付きや、ミスをしてしまったことも受け入れチームとして励ましやフォローをしてくれる、ということです。

彼らになら何を言っても大丈夫、受け入れてくれる。という安心感。そして信頼。
彼らなら何か失敗してしまった時もお互いにカバーし合い、被害を最小に抑えることができる。という安全な意識。信頼。
これこそが「安心・安全の場」の本質であると言えます。

そのためには自分が相手を信頼し、相手からも信頼されることが大前提ですよね。その為に必要なのが、個性の多様性、趣味の多様性、価値観の多様性。相手は自分と異なる、だからこそそのキャリアを、これまでの経験をお互いに貴重な存在だと認知すること。
だからこそ、近年はチームビルディングが謳われているのです。

冒頭にも書いていますが、家庭内においても同様のことは言えますので、ぜひ今からでもお互いに何を大切にしているのか、確認し合ってくださいね^^

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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