プロギング:走って拾う
キャリア的視点463
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「環境」です。
私達の住む社会って、常にそこに住む方々の何らかの努力によって保たれているのですね。そこに気付いて行動を起こす人たちと、全く気にしないで改悪行為を繰り返す人。残念ながらその「いたちごっこ」の様な気がしています。
私自身も改悪に手を染めることはなくても、改善に注力するほどではありません。まだまだ何もできていないのと同じだと思っています。だからこそ、自分を意識つけるためにも、この話を皆さんと共有したいと思ったのです。
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
PlockaUpp + Jogging
みなさんはプロギングという新しいスポーツをご存じですか? 最近ニュースなどでも頻繁に報道されていますので、知っている方も多いのではないでしょうか。
PlockaUpp =(ゴミを)拾う。+ Jogging =走る。
ふたつの言葉からくる造語ですが、平たく言えば「ゴミを拾いながら走る」のです。
片手にゴミ袋を持って走る。走りながら目に入るゴミを拾い、環境を整えながら走る。止まったり走ったり、STOP & GOの繰り返しで、意外にも体への程よい負荷もありそうです。独りで参加して仲間と出会うのも好し、仲間と参加して交流を深めるのも好し。
つまり環境改善にも、関係構築にも、身体を整える意味でも良い、Win-Win-Winなスポーツなのです。
本来であれば、路上にゴミがある事自体が問題で、そんなおかしなことが無ければ生まれなかったスポーツなのだと思うのです。
とまあ、偉そうに書いていますが、私自身は「参加したい」と思いつつも、現状は一度も参加できていません。自分で始める前に一度だけでも体験したいと思っているのですが、開催場所と時間が合わないのです^^;
まぁ、本音はなんだかんだ言わないで、さっさと一人で近所で始めてしまえば良いのですけどね^^
環境を整える
今回、紹介した?プロギングは個人や地域コミュニティーでの環境改善の話ですが、企業における環境改善は【CSR=企業の社会的責任】といいます。企業を主体としてプロギングをやることも可能ですが、他にも様々な方法で社会貢献をしている企業様は多いのです。
SDGsなども始めとして、今はCSRが盛り上がっています。いまやCSRと言う言葉よりもSDGsの方が認知度がありますけど^^;
私達は様々な環境の中にいます。「自然環境」「生活環境」「学習環境」「労働環境」等、聞いたことのない物まで混ざっていますが…
今回は自然環境、生活環境に関わる部分を考えています。ところが学習環境、労働環境なども私たちのキャリアには大きく影響があります。これはまた別の機会に描く事にしますね^^
少なくとも自分が住んでいる地域を自分にとって自慢できるようにしたい。これは長くその地域で暮らしていこうと思う上では自然な考え方の流れだと思うのです。全員が全員同じ様な考え方をしている訳ではないでしょうが、日本では古くから「向こう三軒両隣」という言葉があります。これは特に親しくするご近所さんを指す言葉ですが、家の前の道路などを掃除する際には、自宅の反対側の3件分と左右の隣家の前までを掃除するという場合にも使われます。ごく簡単に図にすると↓の感じです。
それだけ古い頃から近所付合いのコツとして環境を整えることは行われていました。近代になって、都市部を中心に近所付合いの感覚が薄れると共に環境に対する配慮も薄まっていっているように感じます。
しかしここでCSRやSDGs、プロギングなどで環境問題にも私たちの意識が変わっていくというのは、かなり良い未来が見えてくるように思います。
みなさん、まずは自分にもできることとして私とプロギングをやってみませんか?
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。