資格を活かす環境とは
キャリア的視点462
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「資格」です。
私達か会社人として活きる為に、その路によって必要となってくるのが「資格」「免許」ですね。皆さんも様々な資格に関してしているでしょうし、取得しているでしょう。また世の中資格学校などもたくさんあります。ひとつの業界を形成するほどです。
今日はその資格・免許に関して考えていきましょう
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
資格と免許を考える
さて、いきなりですが皆さんにお伺いさせていただきます。
みなさんはどんな「資格」「免許」をもっていますか? いうまでもなく「資格」と「免許」は異なるものです。
免許や資格に関連する「行為」を行った時に、持っていないと法的に処罰されるのが免許、処罰されないのが資格となります。
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免許は法的に禁止されていたり、制限されていたりする行為を行えるようにするもので、資格は一定以上の技能や知識を持っていることを証し立てるものと言い換えても良いかも知れません。
補足になりますが、国家資格は「資格」ですが、多くの場合「業務独占」「名称独占」などと称して、それぞれに関連する法律によって指定されているため、その法に反する行為を行う(例:弁護士の資格もなく弁護士を名乗る)と、処罰の対象になります。
多くの方が「普通自動車(第一種)運転免許」はお持ちだと思います。人それぞれのキャリアの中で「第二種」や「大型」「特殊」などを持っている方もいるでしょう。自動二輪(バイク)もありますし、鉄道・航空・船舶などもありますね。
運転系の免許に限りません。
先にも書いた弁護士や司法書士、社会保険労務士や税理士、建築士や宅建士などの「士業」と呼ばれる資格もあります。
民間資格というものもあります。商工会議所等が主催する様々な検定に合格した場合や、その他多種多様な民間団体が提供するサービスを行使する場合などに設定されています。社内資格などというものもあって、それを取得することで昇進に向かえるというものです。
多くの方がその資格・免許を取るために多大な時間と経費を費やします。そこにはとてつもないパワーが込められています。その資格・免許を取ることで想像さえるアカルイミライの為に何百時間、何年という時間を勉強に費やしているのです。
しかし残念な話、皆さんが頑張って取得した資格・免許も、活かす場がないと「宝の持ち腐れ」などと自虐することに繋がるのです。
環境を整える
まず何より資格・免許を取ろうとする場合に、その勉強の為にほとんどの人が時間とお金を掛けます。そうである以上、そこにはあなたにとってそれだけの時間や労力を掛けるにあたりする何かがある訳です。
- 合格した後のバックが多きい。(仕事で使える為、資格手当がもらえる、等)
- 個人的興味により、学ぶこと自体が楽しい。
大きくこの二つに分かれると思います。ご自身が勉強していた当時のことを思い出してみてくださいね^^
しかし実際にはせっかく合格して報告しても、会社的に何もアクションがない場合もあります。
私も人財サービス系の会社に在籍居ていた当時、「国家資格キャリアコンサルタント」を取得した事を報告しても
「うちには必要ないな」
の一言で終わりました。人材サービスの会社でこれです。事前に確認しておくことが肝要です。
余談ですが、国家資格である以上は、全ての資格を国が「これからの会社組織」に必要と判断したから法律が改正されて制定されているのです。キャリアコンサルタントが国家資格となる際には、「1社に最低一人」という案も出ていたと言います。(それが見送られたのは「企業に体力がないから」と経団連が言ったからだとか)
私の愚痴の様になってしまいましたが、これが現実です。
個人が良かれと思って取った資格・免許も会社が受け入れられないと、本人にとってモヤモヤする結果に成り兼ねません。
この意味では個人は勉強を始める前にリーダーとの1on1の中で確認しておくべきでしょうし、企業は個人から報告があった場合には本人からの正式なプレゼンの上で部署新設も含めて真剣に協議するべきなのだと思います。前者は個人がその企業でキャリア形成を続ける為に、後者は大切な従業員を失わないために。
資格・免許はキャリアにも大いに関係してくるものです。これからのキャリアをどう開発・展開していくか、キャリアデザインに大きく関わってきます。まして免許は、それを持っていないとその道に進む事すらできなくなってしまうのですから、全員真剣です。
取得した結果、使用しない資格・免許のなんと多い事か。本人の選択の上で使用しないのであれば問題ありませんが、外的な要因で使用できないのでは自虐のネタにしかなりません。
せっかくとった資格・免許ですから、ぜひとも活かせる道を探していきましょう。それは転職・独立だけではありませんよ^^;
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。
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