オリンピック開幕
キャリア的視点465
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「オリンピック」です。
コロナによる異例続きの夏です。いよいよオリンピックも開幕しました。音楽担当が過去の問題発言が基で辞任したりと世界に顔向けしにくい事態の中での開会式。そして続く陽性者。本当に今回の東京オリンピックは異例続きです。
「お・も・て・な・し」の心どころの状況ではとてもなくなってしまっていますね^^;
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
7/23開幕
いよいよ始まりましたね、東京オリンピックが。五輪が終わればパラリンピックです。世界的な祭典が開幕しました!
っていうのが白々しい雰囲気も漂ってしまいます。個人的には開会式は嬉しい気持ちで観ていたのですが。
しかし忘れてはいけないのが、コロナ禍の緊急事態宣言下の東京に各国の選手団を招いて行われる、ということです。一部ロシアの選手団が東京に来ることを拒否しましたね。私的にはこれもひとつの正しい判断だと思います。
現に東京までの移動の飛行機の中で、乗客の一人がPCR検査で陽性が出るだけで、全員濃厚接触者です。東京まで来ずとも感染リスクがあるのです。
加えてそこを無事にクリアしても、選手村で他国の選手との交流もできず、外出もできず、外出したとしても店は閉まっていて。いざ競技の際も無観客ゆえに声援も応援もなく、自分を乗せるのは自分だけ。これでは金メダルは相対的なものですから必ず出るのでしょうが、新記録は果たして…などとも考えてみたりします。
2020年の延期よりも感染者数が酷い状況の中で強行するのは、なぜなのでしょうか。
- 2022年には冬季北京オリンピックが予定されており、もう延ばす日程がない。
- スタジアムなどの建設費用・維持費の問題。
- 関係者の方々のスケジュール確保。
- 選手たちのモチベーション管理
素人的にはこれくらいでしたが、実際はもっと理由はあるのでしょう。こういったひとつ一つを検証した上で「開催」も決定していると思います。
でも敢えて言います。声を大にして言います。
なぜ夏なのか!?
こんなあっつい炎天下の下でスポーツなんて、キツいでしょう。体力的に。なぜ秋にしないのか。
日本の言葉にも「スポーツの秋」というものがあります。程よく涼しげに過ごしやすい気候が、やはりスポーツにも良いのだと思うのです。
高校野球は「夏休み期間中」という暗黙の制限がああった様にも思いますが、そんな制約もないオリンピックで、なぜ?
屋外でのスポーツに限定かもしれませんが、無観客ゆえに熱中症で倒れるのは限られそうですけど、選手のパフォーマンスや体調管理が大変そうですね。
昔、1964年の東京オリンピックは開会式が10月10日でした。それが何故、夏に行うのか? 開催委員でもない私的には分かり兼ねます。モチベーション管理以外にも、屋外スポーツの場合は炎天下の体調管理というリスクを負うようにすら感じます。
コロナが発生して1年半。その間にも様々な問題は頻出しましたが、私的には今回のオリンピック強行開催は目的が良く分かりません。先述の様な理由は考えられる訳ですが、何のためのオリンピックなのか、誰のための五輪なのか… 正直良く分かりません。
アスリートの選手生命は、一般会社員などと比べたら極端に短いと言えます。選手はその種目で良い記録を残し、優勝を狙えるように日々を費やしてきています。2020年に選手に選ばれていたのに1年跨いだことにより外れてしまう憂き目にあった選手も世界中にはいるでしょう。怪我を押してまで練習に励んだのに報われないことだって、オリンピックに限らずあるはずなのに。
そうした選手たちのこの先のキャリアを考えてみると、今年の強行開催は私的にはまだ納得もできるというものですが、どうにもそんな印象を全く受けず、経済的な理由であるようにすらうがってみてしまうのです。
とにもかくにもオリンピックは始まりました。であればせめて、選手たちが良い記録を残せるために、私達は何が出来るかを考え実行していくことにしましょう。
日本の威信よりも選手たちに栄光を!
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。