目標管理:マイルストーンを設定する
キャリア的視点517
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「目標」です。
みなさんが生活や仕事を行う中でたくさんの目標を掲げていると思います。しかしともすればそれは目標そのものが目的になったりしていませんか? そうならずしっかりと設定されたゴールに向かうためにも、「特別な目標」をかかげてみてはいかがでしょうか。
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
目標とは何を指すのか
皆さんは今の生活の中で「目標」ってありますか?
- 一ヶ月に本を5冊読む!
- 毎朝10km歩く
- 誰かとすれ違った時には必ず自分から挨拶をする
こんな目標を掲げ実践しているのだと思います。その内容は定量的(❶❷)の方が自身も他人にもわかり易くて良いとは言われていますが、定性的(❸)なモノがダメだという話でもありません。
そしてこれらの目標の先には別の目標や、辿り着きたい目的があるのものです。
- 知識を増やして、何らかの問題が起きた時に選択肢を自分の力で創り出せるようになる
- 10km歩くことで身体の新陳代謝を上げ、健康な肉体を手に入れる
- 挨拶では誰にも負けない
目標とは目的に至るまでの中継ポイントであり、そこを通過することによって全体の進捗を図るマイルストーンでもあるんです。
目標とはいわば、富士山登頂で言えば5合目で在り、6合目で在り、7合目で在り… 目的の手前にいくつあっても構いません。実は本人的には目的だと思っていたモノが、辿り着くと「目標だった」なんてこともおおいにありえます。
目的そのものも人生の中で様々にありますので、一見関係のない目標があなたの中では当たり前に共存することだってあります。実は目標はいくつあっても良いんです。
特別な目標=マイルストーン
そしてその数多くあっても良い目標の中でも特殊な目標があります。先述の様な継続的な目標ではなく、「いつまでに」といった縛りがあるものです。いわばそこをクリアすることで目的達成プロジェクトが一歩も二歩も進むものです。
カーナビで言うところのランドマークです。「その角を左折して100m」の様に目的地に到達する際には必ず通過すべきポイントです。他にもルートはいっぱいあるのでしょうが、必ず通っておきたいランドマーク的なモノです。
何らかのプロジェクトを行う際に、「企画の決定」が一つのマイルストーンになったりします。いくつも企画を提出して、経営陣からの質問に答え、数ある中から選び決定される。
続けて予算編成を決定。発売日を決定。こうしたひとつひとつがマイルストーンとしてビジネスの現場では設定されます。
私達が何らかの目的を立て、行動を開始する時に、数ある目標の中から指標ともなるべきマイルストーンを設定すれば、目標達成もしやすくなるのです。
私は年末から年始にかけて本を出版します。その中でも数多くのマイルストーンがありました。
- 出版社との契約(何社か声がけを頂いた中から選択)
- イラストの決定。(イラストレーターさんを探すことから全部自分でやっています)
- 原稿の入稿。
まだこの先にもいろいろとあります。
- 表紙デザインの決定。
- 価格の決定。
- 原稿最終チェックと決定。
- 発売日の決定
こうした段階を踏むことで、「目的達成に近づいている」という感覚と共に進んで行けるのですね。もちろん私の出版に対する目的は「本を出して終わり」ではありません。よくいう「そこでやっとスタートラインに立つ」というところです。真の目的まではまだまだ先は長い^^
みなさん、良かったらぜひお手に取ってみてくださいね^^(Amazon限定販売です)
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。