私たちはみんな、常に感情に支配されているのです #キャリア的視点 666

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「感情」です。

私たちは日ごろから様々な感情を表に出しながら生活をしています。
嬉しかったら笑い、怒っているときは叫び、哀しかったり悔しかったら泣き、癒しのひと時には何も考えずにポケーっとしますね。
皆さんは、自分自身がどんな状態の時が好きですか? また家族や恋人、友人のどんな感情が好きですか? または嫌いですか?

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

喜怒哀楽

私たちは感情を持った生き物です。その感情を2つに大別したのが【喜怒哀楽】ですね。

【喜】は喜び。嬉しいといった明るい感情。
【怒】は怒り。激しく噴き出してくる感情。
【哀】は悲しみ。落ち着いた、でも出口の見えない感情。
【楽】は癒し。満足して愉快に思い、心落ち着いてゆったりとした感情。

私たちは普段からこうした感情を豊かに表現しながら生活をしています。大きく大別した喜怒哀楽の4つを100%とした場合に、それぞれの割合はその瞬間毎に変わります。皆さんも自身の4つの感情を表してみるのも面白いと思います。

私自身、普段は【喜】が多いと自覚していますが、【怒】に感情が支配されてしまう瞬間も多々あります。そして毎回落ち着いた後に一人大反省大会です。私自身は【怒】という感情の大切さはわかっていつつ、他人がどう感じるか、と客観視すると一番表出したくない感情だと思っているのに、です。ドラッガーちゃんと読んでみたほうがいいかも…

【楽】を『楽しい』として【喜】とどう違うの? と考える人はいませんか? 実は私もその口でした。
実は『たのしい』は『愉しい』と書くのが正解で、『楽しい』と書くのは日本の表記だけのようです。【楽】は愉快のイメージも含むので100%間違いでもないのですが、私的には明確に区別をしたいところです。
(※念のため『楽しい』は常用漢字のため、国語学習や、文章表記上は間違ってはいません)

  • 楽しい:そこにあるもので満足し、『たのしい』気持ちになること。受動的。
  • 愉しい:やりたい! という気持ちの延長で、自ら『たのしむ』ためにできることを創り出していく。創造的。能動的。

偏見の目

しかし、その表現の仕方は人それぞれです。それぞれの性格によって大きく変化します。

これは性格分けのマトリクスです。血液型ワイプ分けと似ていますが、血液型は関係ないので、より個人個人に近しい感覚が持てると思います。

横軸は主体の違いです。右側が全体、左側が個人といった感じでしょうか。
縦軸は表出の違いです。上側が表へ出たがり、下側は裏で動きたがります。

これも先の【喜怒哀楽】と同様に4つの性格をみんなが個々に持っており、そのパーセンテージによって個人の性格が形成されます。一番パーセンテージの高い性格が「その人の性格」と考えられやすいですが、実は「プロモーター」タイプの方にも「サポーター」「コントローラー」「アナライザー」の部分があるのです。

私の経験上の話ですが、最も感情を表出させやすいのはプロモーターで、逆に表出しないのがアナライザーだという肌感覚があります。が、それはあくまでも表に出る出ないの違いがあるだけで、決して感情がないわけではありません。

それぞれの性格の中で、喜怒哀楽の表出の仕方や度合いが変わっているのです。
そしてそれは周囲の人に多大な影響を与えます。私自身、本当に注意していきたいと思っています。

先の図解の「コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく/著:鈴木義幸」には、簡易的な診断も載っています。その結果、私はサポーターよりのプロモーターでした。感情を比較的表に出していくタイプです。
でも【怒】の発露は抑えるように、一呼吸開けれるように気を付けますね。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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