前回よりも増えた?! 52.16%とは? #キャリア的視点 665
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「政治」です。
あらためて言うまでもない話でしょうが、先日の7/10(日)に、参議院議員選挙が行われました。結果は相変わらずの自民・公明の圧勝でしたね。
与党が自民党である内にかかわらず、しかし個人的に大問題なのはその投票率です。ひょっとして政治って自分の生活と全く関係ないと思っていませんか?
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
投票率
総務省のホームページを見ればこれまでの衆議院・参議院の総選挙における投票率が公開されています。
今回は参議院総選挙でしたので、下の図の下側です。
こうして改めてグラフで見てみると、投票率の低下ぶりがよくわかります。平成に入ったあたりで一気に下落していますが、いったい何があったのでしょうか?
今回の参院選(令和4年度)の最終投票率は52.16%だったそうです。有権者の半分以上が投票したといえばそうなのでしょうが、逆に言えば有権者の半数近くが権利を放棄しているということでしょう。
歴代下位から4番目の低さです。毎回ニュースを観ていると、『前回投票率よりも増えた!』といったことをよく聞きますが、現在があまりにも低すぎて、そんな論調が空々しく聞こえます。
本来であれば、政治が本来の役割を果していれば、こんな低い投票率にはならないと思います。
実際のところ私も若いころは、
『政治なんて誰がやっても同じ』
と考えていました。
実際に今でも国会中継を観ていると、
- 誰かが話している最中にヤジを飛ばす(議論をしようとしない/無理矢理、相手をねじ伏せようとしてるようにしか見えない)
- ネットショッピングしている
- 寝てる
他にもいろいろとありますが、今の政治は、国民に信頼されていないと思うのです。
国民の不信
こうした国民の信頼をなくす原因は、まず政治家個人個人のあり様というのは一つの要因です。
先に書いた様なことばかりが報道されている、というのが一番問題なのかもしれません。
しかし例えば、先日亡くなられた安倍元首相の話があります。ぜひ一連でお読みください。
こうした話が表に出ることがほとんどないですよね。
北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及した丸山穂高衆議院議員など、一部の猥劣な国会議員(現役、および元)と、
それらを他の重要な議題をほっといて追求し他政党の粗さがしに興じるようにしか見えない議員たち、
および面白がっているように都合よく編集して報道するマスコミと、
それらを疑うことなく信じてしまい政治への関心を無くしてしまった国民が一方的に国会の信頼を落としているのです。
もう少し言えば、みんな自分の目の前の生活に手一杯なのだと感じます。余裕がなくて政治を人任せにしてしまっているように感じます。
しかし忘れてはいけないのは、選挙権というのは紛れもなく『権利』です。自分の意志の代行者を選択することで、政治に参加するのです。
逆を言えば、投票しない者には政治を批判する権利もありません。何せ政治に参加していないのですから。
私は政治に対して自分の意見を言いたいと思っています。
私は自分の生活をよくするためにも、毎回投票に行くのです。
皆さんも自分の生活を守るために、積極的に政治に参加していきましょう!
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ちなみに私は、『投票率が70%を切るようであれば税金の無駄遣いと承知で何度でもやり直す』という強引な方法でも取らないと、もうどうにもならないと思っています。
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。