許すべからず! 暴力は相手のキャリアに対するレイプ行為! #キャリア的視点 664

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「暴力」です。

先週の金曜日、2022年7月8日。奈良県を遊説中の安倍元総理が、まさかの銃殺という形で殺害されました。この件は私もニュースで観た以上の情報は持っていませんが、民主主義であれ、どんな社会体制であれ、許されべからざる愚劣極まりない行為です。
ロシアのウクライナ侵攻に匹敵するおぞましさを感じます。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

テロリスト

今回の安倍元総理の殺害事件は『テロ』という捉えられ方をしています。それはそうです。現役でないとはいえ、一国の元首相を、よりにもよって銃で撃ち殺しているのですから。
今の日本の世の中で、まさか銃で撃たれるとは警護側も想定していなかった、とも思われますが、全ては洒落では済まされません。

これまで歴史上では様々なテロや暗殺などが行われてきました。確かにそれによって歴史が動いたことがあることも事実でしょう。しかしやはり、どんなに考え詰めた結果であっても、あれは最悪手でした。

自分の意見を誰かに伝えようとするとき、言葉では伝わらないからと『力』を使う人がいます。この際の『力』とは、言葉通りの【暴力】もあれば、会社組織現場などにおける【権力】というのもあります。

力任せの【暴力】で相手を屈服させて言うことを聞かせようとする人がいます。
【権力】を使った暴力、これをパワーハラスメントと言います。

どんな形であっても会話すらなく相手を力で押し付けようとするのは、人間関係を破壊することしかできないのです。

想いは伝えないといけない

私は40代前半の頃、パワハラを受けてその時に勤めていた会社を退職しています。
言い方を変えると私は、【権力】という力によって企業内から抹殺されたわけです。実際に命を取られたわけではありませんが、働こうとする意志を削がれ、実際に働く現場を奪われました。
それは私のキャリアの流れを断ち切る行為です。自分で納得して選んだわけでもなく、無理矢理にキャリアチェンジを強いられるのです。

個人的な恨みなのか、社会に対する正義感なのか。それでも暴力という力に頼ってしまっただけで、その崇高な想いは悪に変わってしまいます。

仮に今回のテロの目的がどのあたりにあったのかはわかりません。どんな理由があってあの様な行為に至ったのかは、これから警察によって明らかにされていくことでしょう。それが、本人(達)にとってどんな考えがあっても、仮にそれが万人が納得をするような理由であったとしても、まずは言葉でもって伝える必要があります。

いったい何が彼に、このような凶行に走らせたのか。伝えようとしていたのか? だとしたらなぜ伝わらなかったのか? 様々に疑問の残る事件です。

せめて、愉快犯でないことを祈っています。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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