私のため、友人のため、社会のために、私が出来る事 #キャリア的視点 657

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「思考力」です。

要は「考える力」です。
私たちが普段あたりまえに、自然に、気付かないうちに行っている作業の内のひとつに「考える」という事があります。他の動物たちには持ちえない、人間だけに備わった脳の機能です。人間は考えることで発展し、考えることで文明を築いてきました。
今日は「考える」ことを考えてみたいと思います。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

考える力

現代に生きる私たちは物質的な豊かさを満喫しています。価格の高低は質の違いあるモノの、家を買い、車を買い、パソコン・スマホを操り、映画・音楽などを楽しむ。物質的には非常にめぐ前た状態です。
日本で言う幕末頃までを学ぶと、季節を楽しむなどの感覚的な心の豊かさである印象を感じてはいるのですが、近代以降現代では物質的な豊かさばかりを感じてしまう私です。

私たち人間は、手(前肢)を器用に使う事で、脳を発達させ、言葉や文字を発明してきました。思考とはその脳の活動のひとつです。様々な状況を瞬時に判断する。またはじっくりと時間をかけて醸成する。これは人間だけが手に入れることが叶った能力だと思うのです。

その能力を駆使して先述の様な物質的な世界を構築してきたわけですが、近代以降の地球環境を悪化させるレベルまでの発達は、まるで人間という種そのものの地球を巻き添えにした自滅行為だと感じてしまいます。実際そんなテーマの漫画や小説なども多くみられますね。

人類史的な、哲学じみた話は飛躍させ過ぎの気もしますが、この「考える力」とは、私たちのこれからのキャリアにどんな影響があるのでしょうか? と考えざるを得ない感覚です。

『いきる力』

文部科学省のホームページを見てみると、新しい学習指導要領には「生きる力」と言う言葉が書かれています。その中にはキャリア教育などの必要性なども書かれています。

また経済産業省のホームページによれば、人生100年時代を生きる為に必要な力として「3つの視点」と「3つの能力(12の能力要素)」が必要だと謳われています。

学生向けの【学習指導要領】も、社会人向けの【社会人基礎力】も『生きる』という生命活動をしていれば良し、というものではありません。ここからは私の言葉遊びに過ぎないのかもしれませんが、これからの私たちに必要なのは『活きる力』なのだという事です。

物質的に『生きる』のではなく、心の豊かさの為に『活きる』ことが肝要なのではないか、という事です。そしてそのために必要なのが、学生時代や社会人になってからも飽くなき探求心で求め続けた「知識」と「技術」を、自分のため、友人のため、地域のため、会社のため、社会のためにどう活かしていけるかを『考える力』だと思うのです。

考える。

考えただけで発信が伴っていなければ妄想です。しかし考えることが全ての源です。得てきた知識も技術も有効に活かさなければただの自己満足になりかねません。
今こそ、今だからこそ、様々な情報を自分の知識と融合させて、新しい発想を発信していきましょう!

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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