自利と利他:Win-Winの関係を築こう #キャリア的視点 631
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「自利と利他」です。
昨日の記事で『私が詐欺にあった』ことは公開いたしました。彼らは不当に人の財産を搾取することで自分勝手な欲求を満たす者たちです。それはあまりにも自分勝手な行動です。
どうせ何かを行うなら、自分も周りの人も幸せになることを考えていきましょうよ。
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
自利と利他、とは
実はこの『自利と利他』と言う言葉は仏教の用語です。ネットなどでも詳しく解説されているページがたくさんあります。(私も過去のブログの中で何回か取り上げています)
自利とは、自らを利する意で、自己の解脱(げだつ)のために努力し修行すること。利他とは、他の人々の利益(りやく)を図る意で、人々の救済のために尽力すること。
コトバンク
転じて『自分の利益(金銭とは限りません)と他人の利益のバランスを保つことで、個人のキャリアもビジネスもうまくいくようになる」というように使われます。
イメージしてください。
先の話題の詐欺師が良い例ですが、自分の利益ばかりを考えていて他人を食い物にするするような人間と、あなたは付き合いたいと思いますか? 自分では大した量力を書けずに「儲けている」、つまり金を持っていて羽振りが良いので、楽して稼ぎたい、遊んで暮らしたいと考えるコバンザメのように人は集まってくるかもしれません。要は犯罪者ですから、自分も同類と思われ一緒に逮捕される可能性だってあります。
これが自利にのみ偏った人物像です。
では次は利他のみに偏った方の話をしましょう。
例えば年金や不動産所得などの『不労所得』を得ている方はともかくとして、そんなもののない私が災害が起こるたびに現地に仕事をそっちのけでボランティアに出かけていたとしましょう。あっという間に食費すらも払えなくなり、ボランティアを続けることも困難になるでしょう。これでは本末転倒です。
自分の利益を応援してもらい、他人の利益を応援する関係性の構築。つまり自利と利他を現代風にいうと「Win-Win」ですね。
企業も一緒です
例えば現在ロシアがウクライナに対して戦争を仕掛けています。国際的な批判が集中していますね。しかし私的には以前から気になっていることがあるんです。
『銃や大砲、地雷や戦車、戦闘機などを造っている企業』が世界にはあるという事実です。需要があるから売れる、というビジネスの原則から考えれば、なんてことはない話なのかもしれませんが、別の言い方を考えれば、『武器を造る企業があるから戦争が無くならない』のではないでしょうか?
多分銃が無くなれば包丁を武器にしてしまうのでしょう。何をやったところでヤル奴はヤルんです。しかし確実にその被害で怪我をしたり死んでいく人々の人数は激減します。
日本の自衛隊だって自衛のためと言ったところで武器を使います。例えば戦闘機などは〇億円(/一機)を軽く超えます。私たちの税金で武器が購入されているという事です。
要は、「戦争に使われる武器を造る『自利』に偏った会社」を世の中から一掃すれば、戦争の規模は大きく縮小し、その被害に巻き込まれる人々も激減するのではないか、と思うのです。
私も戦争は反対です。漫画やアニメでは『戦争ではより多くの敵を倒したものが英雄となる』などと言っていますが、それは漫画の世界の話です。相手が軍人だろうと民間人だろうと人は人です。多くの人を殺せば大量殺人犯に変わりはありません。
これまで武器を造ることで培ってきたノウハウを、ぜひ宇宙開発などの発展に繋がるものに転換して欲しいと思います。働いている従業員が家族や友人に胸を張れる仕事をしていきましょう。
詐欺のような小物はゴキブリのように隙間を逃げ回りますから撲滅は難しいでしょうね…
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。