以前は当たり前だったのに、今じゃ「もったいない」と思われています。 #キャリア的視点 629

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「移動時間」です。

皆さん、毎朝の通勤大変ですよね。
新入社員研修に登壇するために、研修会場に向かう電車が満員電車でした。もうコロナ禍の印象はマスク以外に見当たりません。とはいえコロナ改善のような立っていること自体が辛い、という程でもありません。
今までは『仕事』に対して『通勤』は付き物でした。これからは様子が変わることを期待していたのですが…

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

リモートワークを阻むモノ

リモートワークが普及して、「会社員が企業に集まって仕事をする、ということがなくなる時代になってくる」と正直期待していました。ですが残念ながらそうはならない様子です。

障壁は『ハンコ文化』だと思っていました。
本来であればリモートワークで自宅で仕事が完結するのに、上司の決裁印をもらわないと仕事がそれ以上進まない。印鑑をもらうためだけに、その日は片道1時間をかけて出社する。印鑑をもらうためだけに「交通費」+「時間給(*)」をかけるのです。
(*この場合の時間給は企業は支払いません。個人の時間をお金に換算している表現です)

障壁は『ハンコ文化』だけではありませんでした。
第2の障壁、そして最大の障壁は「仕事は集まってやるもんだ」という役員・上司の『思い込み』なのかもしれません。

正直言うとすごく分かります。研修で登壇していても、オンラインとオフラインでは明らかに熱量が異なります。
音楽イベントもライブだから熱狂するんです。ディスプレイ越しとは全く違いますよね。

管理職はこれまで労務管理をリアルでやってきています。言い方を変えれば、「リアルでの労務管理しか知らない」んです。試行錯誤を繰り返してオンラインでの労務管理を構築するにはコロナ禍でのリモートワークへの転換は急すぎました。
しかしご安心ください。世の中にはコロナ禍のずっと前から完全リモートワークをやっている会社もあれば、そのマネジメントを書いた本などもあります。ぜひ学んでいきましょう。

だからコロナ禍が幾分か収まってきた(様に錯覚する)現在、私も含めた多くの人や会社が緊張感を無くしている現在、通勤電車は満員なのです。

イノベーション人財

リモートワークを経験した人がどこにメリットを感じているか。

「通勤・移動の負担減」が1位です。

私が以前に勤めていた企業では『片道1.5Hまでは』という設定がされていました。要するに8時間働いて(拘束9時間)、残業までして、かつ通勤で往復3時間を『会社の為に費やせ』という事です。残業を省いた合計が既に12時間です。これではプライベートの時間なんて取りようもない話です。

しかしその通勤時間が「0」になる魔法が存在したことにみんな気付いてしまいました。

リモートワークの可否は職種によっても異なりますので全ての企業を対象にした話にはなりえないことは知っています。ですがリモートワークを活用することで通勤の必要がなくなる部署などは積極的に導入することをお勧めします。

企業が求める人財に「イノベーションを起こせる人材」というのをよく聞きます。それってどうすればなれるの?

イノベーションには、イントラパーソナル・ダイバーシティ(『本業』とは異なる価値観を持った異質な場に積極的に出ていくことで、自分自身の中に養われる多様性)が必要で、それには社外に出て『知の探究』をすることが重要だ。

入山章栄(経営学者/早稲田大学大学院教授)

男性の育休というイントラパーソナル・ダイバーシティもおすすめですが、もっと簡単なのが移動時間の削減による『プライベートの充実』でしょう。趣味の時間にするもよし、学びの時間にするもよし。

1日2~3時間を学びに充てられたら、どれだけの知識を得られるのでしょうか。それは必ず仕事に還元されます。会社にとってメリットのが大きいのではないでしょうか?

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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