新入社員研修を行う目的 #キャリア的視点 628

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「新入社員」です。

4月に入り全国では新入社員研修が真っ盛りですね! 大企業は自社内で講師を募り、中堅・中小企業は研修会社の用意する合同研修で新入社員たちを迎えています。私を含め多くの講師がこの時期は登壇し、熱弁をふるいますね。
果たして1か月前まで学生だった彼らに「社会人としての自覚を~」なんて言葉はどこまで響きのでしょうか?

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

Off-JT

まずOJTというものが新入社員教育としてはよく聞くと思います。【On the Job Training】のことで、仕事の現場で実際に作業を体験する中で学んでいく教育法のことをいいます。

対してOff-JTというのは、会議室などに一堂に会し、社内・社外の講師による集中講座です。座学であることが多く、ファシリテーター・モデレーターなどの経験がない講師が登壇すると、眠くて眠くて… 大変です。

一昔前(昭和・平成)はこのOff-JTでも体育会系の研修で、屋上や河原などで何らかの理由をつけて『大声(ボリュームのみが審査基準でした)』をあげさせる等の奇行種が流行っていましたが、最近はあまり見かけなくなった気がします。私的にはそんな研修は依頼されても断りますが。

話を戻して、中堅・中小企業が研修会社の合同研修を行うメリットも、実は重要で大企業の社内研修にはない貴重な体験があります。

それは【他社との繋がり】です。新入社員である内はなかなか気付きませんが、数年経ってくると自社以外の繋がりがあることが、どんなに心の安定になることか。
例えば営業の相手として取引を始めることに繋がるかもしれません。
例えば会社の愚痴を言いたいときの相手だったりもするかもしれません。その結果『うちはまだマシだ』と思えてやり直せるかもしれませんね。

研修の目的

企業が給与も払いつつ別途研修費用を払ってまで研修を行う理由。

一刻も早く一人前になって、早く会社に収益をもたらす人材になってほしい。

まずはこれが欠かせません。いろいろな綺麗ごとは並べ立てることも可能ですが、本音はここに尽きます。会社は慈善事業ではありません。人一人を雇うのに年間?百万円もかかるのです。本来遊ばせる余裕はありません。

しかしほかにも理由があります。まずは下の表を見てください。

リクルートワークス研究所

企業規模の大小を問わず、入社初年度にどれだけの時間をOff-JTを行ったか、によって早期離職率が変わるというのです。零細企業のように研修を受ける機会がなかなか用意できないと、青色のグラフによって「受ける機会がなかった」新入社員は二人に一人が辞めていくのです。そうするとまた採用活動の繰り返して、今度は企業側が疲弊してしまいます。

要は研修で学ぶだけ学んで、辞められては困るんです。せっかく雇って、予算をかけて研修を受けさせて(投資)辞められてしまっては元も子もありません。辞めることのない様に手を打つ一環にもなっているのですね。研修にはお金を出す側の目的や打算がありますから、ぜひその目的に早く気付けるといいですよね。

しかし、そんな会社側の都合とは別に、私たち講師は彼らがこれからの社会人生活の中で、まずは困ることのない様に様々なテーマで研修を行います。今年度の私は「職業能力基礎研修」「タイムマネジメント研修」「改善研修」「コンプライアンス研修」などに登壇しますが、私もキャリアコンサルタントとして、随所にキャリア的視点の話を肉付けしてきます。

新入社員から中堅社員、ベテラン社員、管理職、役員へとキャリアを重ねる中で、活き活きと仕事を愉しめるように。そこに繋がる行動変容が起こせるように。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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