これまでの習慣を変えていく #キャリア的視点 617
こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「辞める」です。
私たちが何かを始めようとすると、それに伴って何かを辞めることも考える必要に迫られることもあるでしょう。
これまで続けてきたことを辞める。それは思った以上にパワーを必要とするものです。
苦渋の決断を強いられたり、ついついやってしまう事をあえてやめる為には少なからずストレスがかかりますね。
さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。
禁煙記念日
3月16日は私にとってはとても大切な記念日なんです。
それは2006年、現在の妻とまだ結婚する前のことです。当時の私は煙草を吸っていました。一日一箱という、比較的ヘビースモーカーでした。
2006年3月16日は、その一日一箱というたばこを辞めた日なんです。あれから16年経ちますが、特別辛いというようなことはなく、改めて吸いたいと思ったことはありません。
なぜ辞めたかと言えば、たばこ嫌いの妻と結婚したかったからです。これに勝る理由はありません。
しかしそこに至るまでは、やはり禁煙の努力を繰り返していました。当時は禁煙外来はメジャーではなく、私は知りませんでした。ですので禁煙セラピー的な本を読んだり、ニコチンガムをかんだりしていました。それでも半年近くは何も進展せずにいたんです。
ところが運命の日の夜、ボーっとパソコンでネットサーフィンをしながら煙草に手を伸ばした時に気付いたんです。
「このままでは彼女と結婚できない!」
そう思った途端に、まだ残っていた煙草の箱を握りつぶし、ごみ箱へバーーーンと投げ捨てました。ストックで置いておいた新品の数箱も同様です。
これをきっかけに私は煙草と辞めました。我ながらなかなかドラマチックな動きだったと思います^^
変化を続ける私たち
辞めるということは、それまで続いてきた慣習を変えるという事です。何か新しい事を始める際に、その新しい事に対して弊害となることを辞めることは重要な選択のひとつです。
少し表現は異なりますが、進撃の巨人という漫画の中に同じような表現のセリフがあります
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、大事なものを捨てることができる人だ」
進撃の巨人
「何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」
重大な選択を迫られた時、数ある選択肢の中からどれかひとつを選ばないといけない時、私たちは残りの選択肢を「捨てる」という事をしなくてはいけません。そのうちにはこれまで続いてきた慣習を捨てるという事もあるんです。
今まさに変化の時期です。
6年生は小学校を卒業して、4月からは中学生になる。そんな時期です。
コロナ禍でこれまで取引をしてきた企業が倒産した。こんな時代です。
VUCAと呼ばれる不確実・不安定な時代です。
私たちは自分を見つめなおし、変化を受け入れ、変化を起こしていく必要があります。
私がブログの本数を減らし、Youtube動画を始めたのも私が変化を起こした結果です。Youtube動画を始める為に、ブログの半分を辞めたんです。
世の中にはもっと大きな変化を起こしている人もたくさんいます。誰かの変化に巻き込まれるのではなく、自分が起こす変化でみんなを巻き込んでいきたい。
何かを始めるのも変化。
何かを辞めるのも変化。
雨が川になって、海になって、水蒸気になって、雲になってと変化するように。変わらない本質を以って状況に合わせて変化していく。
辞めるも捨てるも大切な変化の現れ方なんですね。
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。