DXによって人の仕事は変わっていく #キャリア的視点 602

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「DX」です。

近年企業領域でデジタルトランスフーメーションとして、主に機械化が推奨されていますね。これによって「将来無くなる仕事」とか言われるようになって、一部の職についている方が焦ってしまうことになりました。本当にそうなのでしょうか?

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は4~6分です。

これまでのDX

近年になってDXという言葉が社会を賑やかすようになっていますが、これまでにもいくらでもデジタル・トランスフーメーションは起こってきました。

1995年にMicrosoft社から新しいOSを積んだパーソナルコンピューターが発売されました。Windows95です。もっと前からマッキントッシュ(以外:Mac)などパソコンそのものはありましたが、Macは高価でなかなか広がりませんでした。それに対してWindowsはパーツの組み換えなどが可能な比較的安価で、社会的に広がりました。

当時はワープロなどが事務作業の必須アイテムだったのですが、それが徐々にパソコンに切り替わっていきます。ワープロに代わってWordが、経理会計にはExcelが使われるようになり、電卓をたたいて計算していた時代が終わりました。令和の時代の今ではパソコンのない事務作業なんてありえなくなっていますね。

多分これが一番わかり易いDXの例なのだと思います。

これ以外にも、現場作業にもDXは広まっています。近年もタグ管理システムの変化により在庫管理システムが大きく変わりました。入庫も出庫もバーコードを「ビッ」とするだけでパソコン上の管理アプリに自動的に登録されるようになりました。これによって物流倉庫の人的資源の活用法は大きく変わりました。

ここまで書いてきたDXはこれからも当たり前に続きます。多くの企業ではまだまだこうしたDXがなされていないのが現状です。パソコンはだいたいの企業で普及しているのでしょうが、先のシステムともなれば〇千万もの費用もかかる為、なかなか浸透しないのも確かです。

DXの真実

『AIの発達によってこれからなくなる職』 というのが、以前に広まりました。
「一般事務員」「銀行員」「警備員」「建設作業員」「タクシー運転手」「電車運転士」「ライター」「集金人」「ホテル客室係・ホテルのフロントマン」「工場勤務者」(参照:TECH CAMP)などなどがそれですが、実際にはなくなるのではなく『人数を必要としなくなる』のだという話です。

そしてその少人数で行う仕事の内容も、どちらかといえば「機械オペレーター」としての色合いが強くなるのだと思います。その意味ではこれからは事務職という言い方はしなくなるのかもしれませんが。

RPA】をご存じでしょうか?

「ASTERIA Warp」や「WinActor」などといったアプリケーションをご存じでしょうか? 簡単に言えばこれもRPAの一部なのですが、そのパソコン上にインストールされている各種のアプリケーションを使用して、それまでの業務の中でも特に単純作業を自動的に行わせるアプリです。

RPA … Robotic Process Automation
これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組み。
簡単にいうと「人間の代わりに業務をこなしてくれる自動化ツール」のこと

一般社団法人 日本RPA協会

例えばホームページのECサイトから発注が入った場合に、自動で商品管理部において「出荷伝票」「納品書」「宅配業者向け伝票」「料金引き落とし、及びその確認」など、その先にパソコンで行える全ての作業まで一気に完結させてしまう流れを創り出します。これにより人件費の大幅な削減が見込めるようになります。
一昔前まではプログラミングなどの特殊な知識を持ったエンジニアが担当していた仕事を、そのアプリケーションが代行できるわけです。

こうした時代の流れの中で、この章の冒頭に書いた「『 AIの発達によってこれからなくなる職』というのが、以前に広まりました」という話が拡がったのです。
そしてその結果だけが勝手に広まり、多くの働き手が将来を焦る結果になってしまったようです。

事務作業を「ただの単純作業だから私にもできる」と勘違いしていた方には大打撃な情報だったと思います。しかし事務作業程多岐に渡る仕事も少なくありません。RPAアプリはちょっとしたプログラムを組み立てるイメージが必要ですから、なかなかクリエイティブな仕事なんです。

これから私達の仕事がDXによって人員削減になることは現実でしょう。高所作業を始めとする危険業務などは基本的にロボットの仕事となっていくでしょう。背景にあるのはデジタル技術の発展だけではありません。深刻な労働力不足も潜んでいます。DXの波はこれからも加速していくことでしょう。

では私たちはDXの波に呑まれない為に何が出来るのでしょうか。私は「クリエイティブな仕事」にこそカギがあると思います。AIの発達によってそこすら脅かされる日も来るかもしれません。しかしそれはまだ時間がかかる話です。それまでの間に準備ができるはず!

人間は感情を持っています。その感情と創造を繋げることが出来たら、それはDXにも負けない仕事を創造していけるのではないでしょうか。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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