キャリアコンサルタントの地位ってこんなもん #キャリア的視点 581

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「キャリアコンサルタント」です。

私自身がキャリアコンサルタントです。国家資格である「キャリアコンサルタント」を取得し、現在、独立起業をしていますが、正直に言います。「キャリアコンサルタント」としてでは生活していけるだけの収入はなかなか得られるものではありません。
国家資格になった事で養成講座の広告なども見かけるようになってきましたが、その実態はどうなのでしょうか。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は4~6分です。

キャリアコンサルタントとは、キャリアコンサルティングを行う資格を持った人の事です

「私はキャリアコンサルタントですが、ぜひあなたにキャリアコンサルティングをしていただきたくて、今日は相談に来ました」

これは私がキャリアコンサルタント資格を取得したころに、キャリコン内で自嘲を込めて言っていた渾身の冗談です。まだ民間資格だったころのキャリコンは本当に認知度どころか知名度すらない状態でした。

そもそも日本においては『キャリア』と言う言葉自体が知られていないのですから、キャリアコンサルタントと言われても、
「で、何する人なの?」
って訊き返されるのがオチです。実際に聞き飽きました^^;

しかも、本来はキャリアと言えば「ライフキャリア」と言う言葉もある様に、生活の中にもキャリアは多分に存在するのにも関わらず、キャリアコンサルタントを認可している厚生労働省が「職業生涯」などと謳っている為に、多く勘違いを招いている様に感じます。

キャリアを知るという事は、キャリアを通して自分の人生をみること。キャリアコンサルタントは極論すれば人生相談なんです。

「こんな自分に成りたい」から、「こんな自分で在りたい」から、だからこの仕事を選び、この仕事を続け、この仕事でしかできないことを成し遂げる! その点で迷ってしまった時に、家族の事、自分の事、夢の事、を思い出して、自分の将来に対する活力を取り戻す。

職業はそのごく一部に過ぎません。人生の半分の期間を「働く」ことで占めるから、そこに焦点を当てているに過ぎないのです。
キャリアコンサルタントはそのお手伝いをさせて頂く存在です。

企業で取り入れれば従業員が自らのキャリア(将来像)を考えることで、仕事に対しての主体性が上がります。その結果、組織の人間関係も良くなり、売り上げアップも当たり前に繋がります。私が言うとただの営業トークにしか聞こえなくなるのは私の不徳ですが…

キャリアコンサルティングの究極の目的は、相手の自律心を引き出すところにあります。そして、その先の主体性をも引き出すところにあります。主体性のある従業員は自ら仕事を作り出し、自ら売り上げを上げ続けていくのです。そしてキャリアコンサルティングの対象は個人とは限りません。人の集まりである企業・組織に対しても同様のことが可能な場合が多いです。

『私』の隣にあるキャリア

そんな企業の成長のカギともいえるキャリアコンサルタントの現状は、冒頭で話した国家資格になる前とさほど変わってはいません。せっかく高いお金を出して養成講座に通い、せっかく勉強して勉強して試験をクリアしても、仕事がないんです。
冒頭に書いた様にキャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを受ける必要があるくらいに悩んでしまう。これほどに仕事がありません。

それもそのはず、日本には『自分のキャリアについて考える』という習慣がありませんから。つまりは自分の将来について考える習慣がないんです。
今の自分や、仕事、生活などに不満のある方は、ぜひ自分の人生を『真剣に』考えてみてください。その場合には必ずキャリアについて考えることになります。

キャリアコンサルタントの現実

先日、私の住む市の広報に、キャリアコンサルタント募集の求人が入っていました。

先にも書きましたようにキャリアコンサルタントには仕事の受け皿が非常に少ないのです。市の職員としてキャリコンが何名入っているのかは私にはわかりませんが、今回は求人が出ていました。

私個人も興味深いのですが、フルタイム出勤では自分の事業が成り立たなくなってしまうために、今回の条件ではエントリーを見合わせようと思っています。(週2~3であれば応募していたかも知れませんが)

企業が募集をすることも稀にありますが、給与はもっと、はるかに安く、これでは… と応募を見合わせる場合も多いのです。

日本の経済のカギの一つはキャリアが握っているというのに、構成労働省だけではなく、文部科学省も経済産業省も、スポーツ省もキャリアの重要性を謳っているのに、キャリアが現代日本に浸透していないが故に話が進展しないのは非常にもどかしいと思います。

広く、キャリアコンサルタントの普及を図る。これが私自身の未来に繋がると信じて、今年も活動を始めています!

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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