「法律を変えるキャリコン部会」の目的 #キャリア的視点 570

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「法律を変えるキャリコン部会」です。

「法律を変えるキャリコン部会」と言われても良く分からない話だと思いますが、これは私がTwitterで声掛けして集まったメンバーで進めているチームです。2021年10月半ばに始まっていますので、まだ2ヶ月ですので正直何も始まっていませんが、2022年も頑張っていきます^^

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

仕事がない

元々は私が今のキャリアコンサルタントの扱いに対して不満を持っていたところから始まります。キャリアコンサルタントは「名称独占」なだけで「業務独占」ではありません。ここに不満を感じています。

業務独占がないため、せっかく高額の養成講座を受け難関試験を合格しても、しかし仕事の受け皿も社会の認知も何もなく、キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを受けないといけない状態でした。
就業先で「試験に合格して国家資格を得ました。晴れて会社でキャリアコンサルタントとしての活動ができます!」と言っても「キャリア? 何それ」と言われることが多く、悶々とするものです。

現実、キャリアコンサルタントが国家資格化し5年が経ち、徐々に1度目の更新を迎える方が増えてきました。しかし政府の「キャリコン10万人計画」を受けて続々と試験に合格してキャリコン仲間が増えてきたにも関わらず、以下の理由によって1度目の更新を機に5000人の方が更新をしなかった、つまり減ったというのです。
増えた人数と減った人数の差が5000人なんです。減った人数は推して測るべきです。現実に新規合格者よりも更新なく資格を失効した方の方が、2021年4月(更新が始まった月)以降、絶対人数が減ってきているというのです。

  • 更新の為に必要な要件(講習など)を受けるための費用が高い。
  • キャリコンとしての仕事がない。
  • 仕事があったとしても、専門職にも関わらず資格手当などがもらえない。

このままでは悪い形での鼬ごっこであり、それはキャリアコンサルタントに対する悪いイメージを残すことに繋がります。

法律を変えるという事

常時50人以上の労働者を使用する事業者は、その事業場専属の衛生管理者を選任しなければなりません。

厚生労働省・衛生管理者について教えてください

まずは「衛生管理者の様に50人以上の労働者を使用する事業者は専属のキャリアコンサルタントを選任しなければいけません」としたい、から始まりました。もちろんキャリアに関する話ですから、49人以下の事業者であっても社外に顧問として選任を選ぶ必要はあるでしょう。
さらに言えば衛生管理者の様に形骸化(一部の企業)してしまっては全く意味がありません。どこかに業務独占ができないと意味がないかと思っています。

前回の記事で書いている「キャリア省を作ろう」というのは、冒頭の「法律を変えるキャリコン部会」の最後の方に並ぶ目標のひとつです。実際にそこまで行くには何年かかるかは全く想定もできていません。そこに至るまでの行程としてどんな動きが必要なのが、そこに至るまでにどんな資料が必要なのか、などを検証している段階です。

法律を変えるという事は、キャリコンが社会のほとんどの方にとって有効であるという事を証明しないといけません。それを国会議員が納得し議題に乗せてもらえるようにしないといけません。その為には、その為には… まずはキャリアに関する正しい認知が拡がることが、実は最初なのかもしれませんね。

時間はかかりますが頑張りますよ^^

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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