心理的幸福度を高める方法 #キャリア的視点 566

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「幸福度」です。

国民幸福度が最も高いと言われる「ブータン」。その秘訣は「経済的な豊かさではなく精神的な豊かさを重んじる」とした施策にあると言われます。先日訪問させていただいた「伊那食品工業株式会社」の塚越最高顧問の言葉に通じるものがありますね。
タイトルの心理的幸福度とは、正に「精神的な豊かさ」が答えの様に感じます。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

心理的幸福とは

「あなたは今、幸せですか?」と問われたら、あなたはどの様に答えますか?
そしてそれは何を以って幸せだと感じているのでしょうか。国民幸福度の高い国として名高い「ブータン」と、現代日本の違いは何なのでしょうか。

最新世界幸福度ランキングを公開しているサイトがあります。こちらのランキングには「ブータン」は含まれていない為に比較しにくいのですが、2021年の日本は【56位】なんだそうです。56位、どう思われますか?(他国での暮らしとはなかなか比較する機会もないのでいまいち良く分かりませんが^^;)

しかしこれはあくまでも調査に応じた方の、自分自身の生活に関する調査です。
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度
これらの要件を加味して、さらに「全て最低点という仮定の国」との比較での差が得点になる様ですが、正直良く分かりません。

肝心なのは『私』個人の幸福度です。

『私』 は今幸せですか? どうすれば 『私』 は幸せになれますか?

Win-Win

個人の心理的幸福度を増すためには、要は「自分のやりたようにやれば良い」のだと思います。自分の好きな事を自分の好きな様に! とこのような書き方をすれば、あらぬ誤解を受けそうですので早々に条件を追記しておきます。

  1. 他者があなたの応援をしたくなること
  2. コンプライアンス(法令等遵守)を守りつつ、社会的に敵を作らないこと

要は自分と他者・社会とのWin-Winの関係を保つことが大切です。

たまにYouTuberにいますよね。社会的にやりすぎちゃって消えていった人たち。渋谷の横断歩道で寝転がったり、おでんに指つっこんだり。やりたいようにやっていても社会的に敵を作ってしまうと、他者はあなたを応援してくれなくなります。そうなるとその先はやりたい事も出来なくなっていきます。

そしてもうひとつ。他者依存はしない。そして自律をすること。先のコンプライアンスの件にも絡むところですが、『自分の「やりたくてやること」に責任を持つ』ことが大切です。

自律をしようとした場合、他者依存は最も真逆の事です。自分で自分を律することと、精神的に他者に寄生することが相反していることは何となくイメージできることだと思います。結論を言えば他者依存は他責思考に陥り易いのです。自分でやってしまった事を他人のせいにして、自分では責任を取ろうとしないのです。

自律をするという事は自分で自分の行動にルールを設定し、それを守るという事です。YouTubeチャンネルの登録者数を増やしたいために社会的にやってはいけない事をやってしまうのは、収入があることで自立はしていたのかもしれませんが、少なくとも自律は出来ていないと言えます。

自律し社会性を守った上で自分のやりたい事をやり、その責任を良くも悪くもきっちりとる。

これが心理的幸福につながるのだと考えています。今日も、明日も、これからずっと自分の生活を愉しく充実させる為に必要なことなんだと思います。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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