変化を愉しむ・変わり続ける私と社会を考える

キャリア的視点510

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「変化」です。

気付いていますか? 私達は常に変化を続けていることに。
気付いていないだけ。気付こうとしていないだけ。それでも当たり前に変化を続ける私達。
だったら、その小さな小さな変化に気付くことが出来たら、私達はどうなるんでしょうね。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

私達は常に変化をしていることに気付こう

私達は日ごろから、当たり前に変化を続けています。多くは他者からの外的刺激を受けることで変わります。
漫画を読んで何らかの感銘を受けることも、映画を観て、音楽を聴いて、絵画を観て、書籍を読んで、誰かとの会話の中で、私達は何らかの変化をしていっています。

それは意識をしていないと変わったこと自体に気付かない程度の変化の場合もあります。しかし確実に私達は変化していっているのです。

就職や結婚、子どもができるといったライフイベントでの変化は当たり前に認識し、その外的・内的刺激を受けて変わっていく様は、各自後で見返していても良く分かると思います。

就職し自分で自分の仕事に対する対価を得て、親に頼らなくても大丈夫という自負を手に入れるという変化。
結婚し、それまで一人で様々な事をやって来たことが、誰かと一緒にできる愉しみを感じる変化。
子供という「護るべき者」ができて、自分の親の気持ちに気付くという変化。

生きているという事はそれだけで変化するという事

しかし、同じ様な外的刺激を受けても、それによって起こる変化は人それぞれです。それまでに各々が培ってきたキャリア≒経験によって考え方や価値観が異なり、結果としてその変化にも違いが生じるのです。

何らかの刺激を受けた時、それをポジティブに受け止めることが出来るのか、ネガティブに捉えてしまうのか、という点でも異なります。だから私は研修講義の中で機会があれば伝えるようにしています。

変化を愉しみましょう。

どうせ変化してしまうんですから、(*)愉しんだ者が新しいステージに立てるんです。*愉しむ:自分から能動的に「たのしむ」

世の中には「変わりたくない」という方もいますが、それは不可能なんです。ご飯を食べるだけで体重に変化が生じます。誰かと話をするだけで意識が変わります。何かを目にするだけでも確実に何らかの影響を受けるのです。それに本人が気付いていないだけ。

では変化を愉しむという事はどういう事なんでしょうか。
それはまず自分自身の変化に気付くことから始まります。

今自分の身に起きた変化を認識することで、自分がどう変わったかを知ることができます。同時にそれがこれからの自分にどう影響を及ぼすのかも、ある程度なら想定ができるのかもしれません。
では次に、その上で自分がどう変わっていきたいかを考えることで、次に自分にとって必要なものが観えてくるのです。

これは目標達成のルーティンと同じです。私達が成りたい自分に成るために必要な流れです。

得てして私達は大きな変化にばかり気を取られて、ごく小さな変化には目も止めません。しかしそんな小さな変化すらも意識的に客観的に気付くことが出来たら、成りたい自分に一歩も二歩も近づくことができるのではないでしょうか。
その意味では私もまだまだ変化に対する気付きが足りていないのかもしれません。ただ変化していこうという意欲はあるつもりでいます。そのスピードがどんなにゆっくりでも。

私達は死ぬまで変わっていきます。つまり「変わらない」という事は「生きていない」と言うことなのかもしれませんね。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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