休憩時間とキャリア

キャリア的視点496

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「休憩時間」です。

私達が仕事をしている中で、その集中力を保つためにも必要であり、法的にもしっかりと明記されているものが休憩時間です。休憩時間って何のためにあるのでしょうか? 法律で決められているからでしょうか? 同じ休憩を取るのであれば、さらに踏み込んで有効に使えないものなのでしょうか?
今日は休憩を考えてみましょう。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

休憩をする場所を考える

私は前職が派遣元企業の営業でした。その時期は本当に様々な企業さんに伺わせていただき、スタッフさんを現場にお願いしていました。大企業も、中小企業も、零細企業も、名古屋市を中心に回っていました。歴史ある企業も、新進気鋭のベンチャー企業もありました。多分300社を超えて出入りさせていただいていたはずです。

そこで衝撃的だった現場があります。社名は出しませんが物流業の会社でした。社員・スタッフさんの休憩所がやたらと豪華だったのです。

一般的(?)な他の会社は名がテーブルが並び、パイプ椅子や丸椅子が雑多にが置かれていて、喫煙所が分かれていない場所もありました。照明も薄暗く壁は汚れ…言い換えれば不衛生な印象を受ける会社がほとんどでした。

それに対してその会社の休憩所は広さも充分、購入年度などによりセットは少しずつ違いましたがソファーが数セットあったり、テレビはもちろんドリンク類も飲み放題でした。私がお連れした派遣スタッフさんであっても例外はなく、福利厚生というには言葉ですら足りない様に感じたものです。
実際にテレビでも同様の考えで休憩スペースを豪華にしている企業さんを紹介していることもあります。

私が担当の方に話をお伺いしたところ簡単に理由を教えていただきましたが、それも衝撃的でした。

  • 働いてくれる人がいるから事業が回る。その人たちに良い思いをしてもらうのは当然(社長の言葉とのこと)
  • 会社に来るのが楽しくなってくる
  • 休憩する場所が綺麗だと、働く心も綺麗になる

実際にこの話をしてくれた担当者さんを始め他の社員さんもすごく柔和で、取引先である私にも、その社長のマインドが浸透していることが良く分かりました。
単純に全ての会社がこんな考えを取れれば、辞めていく人はかなり減るんじゃないかな、と思うのです。

休憩時間の使い方

休憩時間に関しては厚生労働省のホームページを見ると以下の様にQ&Aがありました。

休憩に関しては労働基準法に明記されています。
Q 休憩時間は法律で決まっていますか?
A 労働基準法第34条で、労働時間が「6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分」「8時間を超える場合は、少なくとも1時間」の休憩を与えなければならない、と定めています。

厚生労働省

日本の企業の多くは法で定められた枠をはみ出ることはしません。もともと諸外国よりもはるかに長い時間を労働に充てて、休憩時間まで伸ばしてしまったら本当にプライベートタイムなんてなくなってしまいます。少しでも働いて少しでも利益を上げることを基準に考えた時に、法を超えることはできないのでしょうか?

しかし先の会社も含めた一部の企業では、すでに働く人の集中力を保つために休憩所の充実を図っています。リラックスをして後の業務に続けられる環境作りですね。

テレビ番組が12分毎にCMが入るのは、スポンサーの宣伝という大切な物だからというだけではありません。観る人の集中力を保つためとも言われています。他人の集中力はそれでも限界は先で、90分が限界という説もあります。映画が120分弱なのはそのあたりの理由がある様です。だいたい90分ぐらいのあたりでクライマックスに向けて盛り上がりを始めるのは集中力を保たせるため、なんて話も聞きます。

つまりその集中力の回復を図るのに休憩は大切であり、その休憩をただ過ごすのではなく質の高い休憩を得ることで更に効率よく集中力を回復することができるのだと思います。
たかが休憩、されど休憩。しっかり休んでその分効率よく仕事をしていきましょう!

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。