チェスにみるチームビルディング

キャリア的視点495

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「チームビルディング」です。

日本語に直訳すると「組織作り」となるのですが、これはどのようにやって行ったら良いのでしょうか?
リーダーが指揮を執ってみんなで協力して作るもの。簡単に言えばこれだけなのですが…

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

自分と全てが同じ人なんていない

当たり前の話なのですが、これを把握している人は少ないのではないでしょうか。

双子(一卵性双生児)であっても、生まれた順番で兄弟姉妹とに分けられ、後天的に別の刺激を受けることで違う存在になっていきます。遺伝子レベルでは同じでもその後の経験によって、全く同じではなくなっていくのです。

その違いを認識しつつ、受容していくことを最近では多様性(ダイバーシティ)と呼び「自分と他人は違うんだ、違っていて良いのだ」と伝えていくのです。

一番最初に多様性を認め合い、自分と違う意見に対しても貪欲に承認し合って初めて、組織というものを考えていけるのだと思います。なぜならその個性あふれる個人が集まって組織になるのですから。

組織の主体は個人です。それを管理の為にと押さえつけているのが現在の多くの現場であり、その結果個人がやる気を失っているのが現状です。
対してチームビルディングは個人を活かし、個人のやる気を引き出し、個人が自律的に動けるための、個人を主役としてチーム作りをいいます。

個人が生きる組織こそ、働く人にとっては「遣り甲斐」「働き甲斐」になり、結果としてこれから伸びていく組織に成長していくのです。

役割を分担することで組織はスムーズに動く出す

チェスにおいては、全てのコマは王を守り抜くと言う最大目的のためにある。そこに上下などはない。ただ役割の違いがあるだけ。

ダイの大冒険(アルビナス)の台詞より:一部改変。

もうひとつチームビルディングに関して大切なことがあります。それは上の引用にある様に、チームの中にあるのは「役割」であって、その役割自体には上下などというものは存在しない、という事です。

得てして「上司」「部下」という呼び方をすると、文字の中に上下という文字がある分勘違いをする人が多い様です。私も必要がある場合に限って「上司」「部下」と言う言葉を使いますが、そうでない場合は「リーダー」「メンバー」と呼ぶようにしています。(ビジネス書などを読んでいると同じように「リーダー」「メンバー」という言葉を使っている本も増えています)

また役割としてリーダーは責任を持つという役割があり、それが故に手当として給料も多く貰うケースがほとんどです。組織を効率的に運用するためにみんなに指示を出したり、責任を取るが故にみんなから報連相をもらっていることで勘違いをする人もいるようですが、これも役割です。責任という「義務」に対し、手当という「権利」を行使しているのですから、そこで完結です。上司は偉い、とかは権威主義に陥った虚勢を張りたい人が作り出した妄想に過ぎません。

先に書いた通り、チームメンバーはひとりひとり個性や特性があり、得意不得意があります。だからこそチームビルディングにおいてはその個性を元に役割分担をするのが理想です。しかし実際にはこれまでの会社への貢献度や営業成績においてリーダー自体が選ばれることも大きく、同時にチームの業績=リーダーの功績と捉えられることも多いようです。

そしてリーダーの大切な役割を列記しておきます。

  • メンバー一人ひとりが働きやすい環境・関係性つくり。
  • メンバー一人ひとりと会社理念の共有。
  • メンバー一人ひとりにチーム目標の浸透と、個別目標の設定(本人に決定してもらう)
  • メンバー一人ひとりの役割分担(責任、権利の具体化)
  • メンバー一人ひとりに報連相を促す(報連相はリーダーが組織運営に欠かせないものですので、本来はリーダーの仕事です)

組織は個人が集まって初めて組織となります。逆を言えば個人一人ひとりが活性化すれば組織も活性化します。組織が活性化すれば売り上げも上がり業績が上がります。
そしてその個人を活性化させる役割がリーダーなのです。だからこそリーダーの存在はチームにとって大切であり、代表として扱われるんですね。(であっても役割の一つです)

せっかく多様な個性を持ったメンバーが集まっているのですから、それを有効に使う事が組織作りとしては望まれています。皆さんのチームはどうですか?

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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