犯罪はふとした瞬間にやってくる

キャリア的視点493

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「犯罪」です。

重めのテーマではありますが、私達は改めて思い出さないといけないと思うのです。
例えば包丁。料理に際には必ず必要です。使い方によって素材の味を活かしも殺しもする道具ですが、同時に簡単に人を傷つけることもできてしまう道具でもあります。私達は、いつ何時、望みもしないで犯罪者になってしまう可能性を秘めていることを…

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

轢き逃げ

これは私達が車を運転中に誤って歩行者などに触れてしまった時、そのままその場を離れることをいいます。被害者の怪我の有無・程度は問われません。

道路交通法117条1項
5年以下の懲役または50万円以下の罰金
第七十二条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。
第百十七条 車両等(軽車両を除く。以下この項において同じ。)の運転者が、当該車両等の交通による人の死傷があつた場合において、第七十二条(交通事故の場合の措置)第一項前段の規定に違反したときは、五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

刑事事件弁護士アトム

よく聞くのは事故を起こしてしまった時に、その恐怖から冷静な判断が出来なくなってしまいその場から逃走するという話。しかし道路交通法にあるからではなく怪我をさせてしまった以上、その応急処置に対応するのは当たり前の話。そこで逃げてしまうのは浅はかな保身と捉えられてもおかしくはないと思います。

そして私達は自分でも望まないままに逮捕され、犯罪者とされてしまうのです。自分自身のほんのちょっとした行動の差によって人生を狂わせることが起こってしまうのです。今はまだ運が良いだけなのかもしれません。

お互いの人生を狂わせる事件

しかし、現実問題として私達が車を運転している時、誰かにぶつけてしまった、ぶつかってしまった時にそれに気付けないケースすらあるというのです。
よく放送されている「警察24時」などの番組でも出てきますし、先日も名古屋市でこんな事故が起こりました。

https://www.youtube.com/watch?v=lSoL1ujYH7A&t=6s
CBCweb

私達は改めて思い出さないといけないのだと思います。
車は便利だが人を殺せる道具でもある。どこにでも気軽に行けて、重い荷物も運べる。ドライブも楽しい。
ですが、あれは簡単に人を殺せてしまう恐ろしい道具としての一面もあることを。

そんなつもりで事故を起こす人はほとんどいません。ひき逃げ事件を起こすほとんどの人は加害者であると同時に恐ろしい偶然の被害者なのかもしれません。しかし現実には「自分に関係ないと思った」と言っても、気付いていたのであれば車を停めて駆け寄っていれば展開は変わっていたでしょう。少なくともひき逃げではなくなりました。

私達は「人を殺せてしまう道具」を当たり前に乗り回し、気付かない内に犯罪者になってしまう可能性を、毎日の生活や仕事の中で抱えているのです。

ほんの少しの油断が、他人の命と、自分のキャリアを破壊する事だってあるのです。
これはリスクマネジメントです。電車で痴漢と間違えられない様に両手でつり革を掴んでいるお父さんたちの行為と同じことです。
ネガティブな面ばかりを見ていては何もできなくなってしまいますが、だからと言ってネガティブな面を無視していては危険を伴うことがあるのです。

今日は犯罪に巻き込まれる話ではなく、自分が犯罪者になってしまう可能性に触れた話なのでした。
まずは今日から、車を運転する際にはちょっとだけでも意識を高めることをやってみませんか?

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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