正論、という相手を追い詰めるためのツール

キャリア的視点476

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「正論」です。

正確な論理。道理の正しい議論。議論の中で相手の言葉を封じ込めてしまう力を持った論理ですね。
「誰もが正しいと認めるのに、反論できない悔しさが故にそれを発する人に近づきたいと思えなくなってしまう悪魔の言葉」
だと私は勝手に定義しています^^

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

ロジカル・シンキング

【ロジカル・シンキング(Logical thinking)】
一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のこと。
論理思考あるいは論理的思考と置き換えられることが多い。

ウイキペディア

感覚派の私が苦手な考え方です^^;
「感情に寄り添うキャリアコンサルタントだから」とかいう問題ではありません。逆にいっそ理論派の人の方が冷静にコンサルティングを行えるんじゃないか? って思う事すらあるくらいにキャリコンの上手な人たちの半数は論理的思考を持っているのだと思います。

またこうした論理的思考をする方には社長や役員などの『瞬間的に判断する』ことを求められる方が多い様にも感じます。大規模な金額が動くプロジェクトにはこうした論理的思考を展開できる人材の方が、冷静に状況を分析し感情を殺した判断が可能なのかもしれませんね。

一応私、これでも「キャリアコンサルタント」であり、「MIZUKAraの代表」、かつ「勇者アカデミーの理事」なのですが、自分自身「大丈夫?」と自虐に走ってしまいたくなります^^;

しかしながら一部の方には、感情的な部分を置き去りにし理性的な部分のみで話をする人もいます。
漫画やドラマなどにありがちな展開で書けば、

「お前ひとりの命で500人の命が救えるなら安い物ではないか? 1:500。どちらが正解か、子どもでもすぐに理解するぞ」

的なセリフをいう参謀ですね^^; 主人公が熱血系であるほどその対比としての冷静なキャラが映えてくるのです。
こんな特殊な展開はなかなかあるものでもありませんが、たまにいるんですよ。完全に感情を無視して論理的思考を展開してくる人が。

複数の研究によると、私達の決定の90%までが感情に根差しているという。しかし、その決定を正当化するために理性を使う

相手の心をつかんで離さない10の法則/カット・モーテンセン、訳:弓場隆

感情と理性はそのバランスが大切だと思うのです。
先ほどのわかり易いセリフ程ではありませんが、銀河英雄伝説(著:田中芳樹)のパウル・フォン・オーベルシュタインや、キングダム(著:原泰久)の桓騎将軍あたりがぱっと思いつくキャラクターですね^^;

正論

正論とロジカル・シンキングとは全く違うものです。しかしどちらもうっかり反論しにくい雰囲気を漂わせています。
その意見に賛同できない時\であっても「反論できない悔しさ」を感じさせます。

道理を説くについて正しいものであると評価するもの。事実に関する議論や認識論について用いられることはあまりなく、ほとんどの場合が「**であるべきだ」という当為についての論である。そのため、論の対象は道徳倫理規範政策など、公共的な要素をもつものが多い。

Wikipedia

特に正論は「多くの人が[正しい]と認識する議論」であるが故に、反論をすることがまさしく困難な印象を受けるのです。

先のロジカル・シンキングの場合、「〇〇だから◽️◽️だよね。だったら△△は××で…」の様に理論立てている分まだ自分から納得できることも多いのですが、正論は反論したくともできず納得を強制される感覚すら覚えることもあります。
正論を覆すには、それ以上の力、例えば[暴力]などに頼るほかなく、それは自ら負けを認めていることを知っているが故に何もできない歯痒さが残るんです。

一昔前に[論破]というのが流行りましたが、あれはまさにそのロジカル・シンキングや正論を持って相手をねじ伏せる、言い方を変えるとレイプする印象さえ受けるのです。頭が良いのを傘に相手の心を凌辱する行為とすら言えるのではないでしょうか。心象の話ですけど^^;

本来、ロジカル・シンキングも正論も、結果として「相手をねじ伏せる」といった攻撃的な使い方をしなければ、とても有効なものなのだと判ります。故に、使い手は相手の感情をつぷさに観察しながら使う必要があるものなのだと思うのです。

私はロジカル・シンキングは必要だと思っています。使う際に人の感情もその中に組み込めれば最強なのだと思っています。
対して正論は… わざわざ言わなくてもいいんじゃないかとすら思っています。わざわざ敵を作りたくないので^^;

いうまでもなく正論も使いどころですね^^

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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