私の話は伝わっていますか?

キャリア的視点430

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントひだです。今回は「意思疎通」がテーマです。

『私達』はいつもいろいろな方たちと会話をしています。そうは言ってもそれってどこまで自分の伝えたい内容がちゃんと伝わっているのでしょうか。
今回はそんな会話の難しさに関して考えてみたいと思います。最後にはPREP法という覚えると便利なモノもご紹介しますね^^

さぁ、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。

私たちの言いたいことはどの程度伝わっていますか?

皆さんは、誰かと会話をしている時に、「あれ? 私の話、ちゃんと伝わっているかな」って感じた事ってありませんか?
はっきり言ってしまえば、当たり前の話として100%伝わっていると言うことはあり得ませんよね。では一体どれくらい伝わっているというのでしょうか。

結論から言えば、ネットでどんなに探してもそんなパーセンテージは見つかりませんでした。まあ、私の探し方が悪い可能性も高いですので、もしご存じの方がいらっしゃいましたらご連絡を頂けると嬉しいです^^;(これを調べていると「メラビアンの法則」に関するページがたくさん出てくるのですが、それは今回の話とは内容が異なりますので、後日改めてご案内させていただきますね^^)
ただ間違いないのは、先にも書いた様に「100%伝わることは無い」と言うことです。

それは極論を言えば、言う側と聴く側の「認識の違い」「解釈の違い」「経験の違い」「価値観の違い」などから起こるものです。
日本では文化的(?)に目下の者が悪いといった風潮があります。
「上司の言うことを理解できない私がいけない」
「プレゼンが上手くいかなかった。伝え方がヘタな私が悪い」
ところがアメリカなどではほとんどの場合は「伝える方が悪い」ということです。伝える側がちゃんと相手に伝わるように言わない事がそもそも良くない、と。とは言っても私はアメリカで生活したことがありませんので、全て伝え聞きですが^^;

同じプロジェクトに関わっていて、その経緯を同じように確認してきても会話をしていくなかで少しずつずれていることに気づくでしょう。だからこそ会話をする中でそのズレに気付き、お互いに修正する必要があるのです。

同じ会話をするのであれば、できるだけ100%に近付けたいですよね。さあ、どうしましょうか。みなさんならどうしますか?

PREP法

建設的に考えていきましょう。
なぜ? ではなく、どうしたら? です。

結論から言えば「結論から言うこと」です。結論から相手に伝えることで、聞く側は「なるほど、これから○○の件に関する話なんだな」と心構えをすることができ、この話は○○に繋がるのだという認識を持って集中して話を聞けるのです。
逆に想像してみてください。文学的な起承転結で「昔々あるところに…」で始まると、その物語がどこに帰結するのかがわからず、聞く側はイライラしてしまいます。
「で? 結論は? 結論から言え」
と言われてしまうのです。映画鑑賞する訳ではないのですから、誰もそんな時間は用意していません。
つまりは「結論から言え」と言われるのですから、結論から言えば良いのです。このブログでも冒頭のライトグレーバックの部分に書いているように、です。

PREP法というものがあります。似た印象を受けますが他にもSDS法などもあります。どれも最初に結論を言います。

Point(結論)
私は自己成長の為に、今月から2冊以上の本を読みます。

Reason(理由)
これまで漫画ばかり読んできたのですが、自分の語彙力や表現力を増やして、言葉に説得力を持たせたいからです。

Example(例示)
例えばビジネス書だけではなく、新聞も毎日読むことで1冊と数えます。それだけの情報量を新聞は持っているためです。

Point(もう一度、結論)
だから私は月に2冊以上の本を読むことで、説得力のある話し方を習得します。

こんなイメージですね。

このPREP法というのはプレゼンテーションの中でも大いに役立つのですが、日常生活から使うことができます。相手をイライラさせずに、要点を最初に伝えることで伝わる割合を少しでも100%に近付けることができる方法のひとつです。普段から使うことで、友人との関係性の強化にも使えますし、ぜひ本番のプレゼンに活かしてくださいね^^

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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