パンがなければお菓子を食べればいいじゃない! #キャリア的視点 622

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「発想の転換」です。

「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない!」
かのフランス国王ルイ16世の王妃でフランス革命で処刑されたことでも知られるマリーアントワネットの言葉として有名ですね。一説には「お菓子」ではなく「ケーキ」だとか、「ブリオッシュ」だとか、はたまた「あれば誰かが作った嘘」だとか、いろいろな話が飛び交っていますが、今回の話には関係はありません^^;
実は私、この言葉に衝撃を受けたんです!

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

マリー・アントワネット

冒頭に書いた
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない!」
という台詞は、マリー・アントワネットの非常識さを象徴し、王室に対する庶民の怒りを誘発させるような言葉として知られています。
が、実際のマリーさんはルイ16世の王妃という、庶民の暮らしを全く知らない人物だったわけで、本人にしてみれば一切の悪気もなく、ただ素直な疑問を口にしただけだったのだと思います。もちろん、その感覚の違いこそが、王室が庶民に対して目を向けておらず、かつ苦しんでいる庶民とは異なり食べ物に喘ぐことのない王室の暮らしを想像させますね。

ただ、この言葉、実際にマリー・アントワネットが言ったという歴史的な証拠はないのだそうです。

ジャン・ジャック・ルソーが自伝にあたる『告白』という著作に、1740年頃、家庭教師をしていた時の話として、食事なのにパンがないと気づき「あること」を思い出したと書いているのです。
それははるか昔、「農民にはパンがない」といわれた、さる高貴な女性が「それなら(パンより豪勢な材料を使った)ブリオッシュを食べたら良い」と、不謹慎なジョークを言ってしまったというエピソードです。
アントワネットが生まれたのは1775年ですから、当然彼女には無関係のずっと昔の話だったのですが……。

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それだけマリー・アントワネットは当時のフランス国民に疎まれていた、という話です。

リフレーミング

冒頭にも書いたように、実は今回の記事としては、そこは注目点ではありません。私がこの話を聴いて思うのは率直なところ、「発想の転換」です。

なるほど! パンにこだわる必要はないんだ。

もちろんこれは私がその日を生きていくための食べるものに困ることのない「現代日本に住んでいるから」ではあるのですが、ちょうどよいリフレーミングのように、私の固定観念を外してくれたような印象でした。

リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になることです。
有名な例え話に、水が半分入ったコップの話があります。「半分しか入っていない」という不満や不足を感じるフレームと、「半分も入っている」という満足や喜びを感じるフレームが考えられますが、どちらが幸せかといえば後者です。

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私たちはこれまでの経験から、自身の中に自分なりの【常識】や【固定観念】を形成してしまっています。これは何かに悩んだ際には決断を早めるという一定の効果をもたらしてくれます。本来であれば良い事なのですが、一方で積極的に変化に対応することを難しくしてしまう事にもつながりかねません。
常に変化している情勢に対し、私たちもこれまでにない発想で向かっていかなければ、後手に回らざるを得ないこともありうるのです。

Aが起きたらBを行う、というこれまでの常識を、A → Zという新発想でぶち破っていきたいですね!

私にとってのマリー・アントワネットのこの言葉は、新しい発想の必要性を感じさせる、そんなパワーを秘めていたという話でした。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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