転機:家を建てる決断 #キャリア的視点 532

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「住まい」です。

今、我が家の斜め向かいの土地で、建築工事が始まっています。今はまだそれまで建っていた家屋を取り壊し、土地を平らにした状態ですが、年末から基礎工事が始まり今年度内には完成・引き渡しの予定の様です。
我が家も既に13年目を迎え、間もなく14年目に突入です。丁度これくらいの時期に引っ越してきたものです。今日はその頃を思い出しながら^^

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

人生最大のお買い物です

今日の話題は「いつでも環境を変えられる(引っ越せる)から楽」という賃貸派の方も多くいらっしゃいますので、ピンとこない方も多い話題なのかもしれません。また、これから家を購入しようとする人のヒントになるようなことは書いていませんので悪しからず^^;

家を建てるという事は「人生最大の買い物」なんて言われ方をするくらい大きな決断になりますね。数千万から憶まで幅が広い額が行きかう市場です。個人の収入にもよりますが、基本的に人家族に1棟というのが一般的なのではないでしょうか。
私も戸建てを持っています。持っていますと言ってもまだまだ住宅ローンが残っていますので完全な個人資産とは言いにくいですけど。

あの頃は妻とデートを兼ねていろいろな物件を見て回りました。我が家の場合は子供が生まれる前に家を購入していますので、当時は二人で気楽に動けたものです。
建売住宅、注文住宅、自由設計、念のために中古物件なども見て回りました。最終的に建築条件付きの土地で良い場所を見つけ、故に工務店は選ばず(建築条件付きでも別予算を出して土地だけを買い取れば建築条件は外せる場合があります)、購入に至りました。

当時の世帯年収などは忘れましたが、夫婦二人で予算的な工面を繰り返し、住宅ローンも返せる見込みで借りることにし、正に一大決心の買い物です。

幸いにも夫婦ともに転居を伴う異動の話などはなく、今に至ります。当時は「住宅を購入したら『簡単には辞められないから異動』させる人事」とまで言われる社会情勢でしたから、その意味ではラッキーでした。今はそれはかなり「従業員のモチベーションを下げる」などと言われるようになり減ってきているとは思いますが。

デメリットを越えて

戸建住宅であれ、マンションであれ、住居として安心して暮らしていけるものを買おうとすれば、それは当然それなりの金額はします。車の様に2~3百万という訳にもいかず、キャッシュで購入という訳にもなかなかいきませんね。ローンを組むという事は30年前後の長期にわたり、月々の給与額から設定金額(人によって異なりますが5~10万円以上)が自動的に消えていくようなもので、それを支払い続ける義務というプレッシャーも、家の購入の喜びと同時に得るものです。

将来が見えにくいと言われる今のご時世に、20年、30年も先を縛ることに対してとても不安なんだと思いますが、それを押してでも人は何故、家を買うのでしょうか? 月々の住宅ローンの支払いは、月々の家賃の支払いとさほど変わるものでもないでしょうに。であれば冒頭にも書いている賃貸派の皆さんの様にしておけば良いのではないでしょうか?
近所付合いが希薄と言われるようになって久しいですが、それでも少なからぬ付き合いがあるのは賃貸だって変わる事もないでしょうし。ましてやご近所トラブルなど、いろいろな場面で耳にする事もあって、賃貸ならすぐにでも引っ越しができるものの購入するとなると簡単ではありません。

これは私の推測に過ぎませんが… ひょっとしたら『安全の欲求』に「安心して寝られる場所の確保」などが含まれますので、その辺なのかもしれませんね…^^;

その理由は人それぞれです。私の場合は昔から持ち家思考が強く、「賃貸は嫌だ。結婚するならいち早く戸建に」という考え方でしたから、ある意味当たり前の流れだったのでしょう。(今で言えば「一国一城バイアス」とでもいうのでしょうか?)それだけの決断をするだけの価値が、「家を購入する」という行為にはある訳です。

既に家を、マンションをご購入済みの皆さんはぜひ当時を思い出してみましょう。これからという方は失敗しないために情報収集や検討をしっかりと入念にしておきましょう。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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