できるとできるのギャップ

キャリア的視点519

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「できる」です。

みなさんは「○○することができる」なんて会話をする機会は比較的多いのではないかと思うのですが、その「できる」という言葉には、文脈によって2つの意味に分かれるって意識したことありますか? 意図していなくても私達は当たり前にその意図を読み取って使い分けているので、気にすることでもないんですけどね^^;

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

2つの「できる」

冒頭で書いた様に「○○できる」にはふたつの意味に分かれます。
結論から書けば「資格的なできる」と「実質的にできる」です。

例えば車の運転免許がわかり易いのでしょうが、免許不携帯であっても自動車を運転することはできます。これは動かし方を知っていて実質的に自動車をA地点からB地点まで異動させることが可能であるという意味です。しかしもう分かっての通り、免許不携帯では本来、自動車を運転してはいけません。これは資格的な意味合いで許可されないという事です。

同じ様に自動車運転の例ですが、あなたが運転免許証を30年前に取得していて、身分証明書的に更新は毎回行っているものの、教習所依頼一度も自動車の運転をしたことのない超ペーパードライバーだったらどうでしょうか。
資格的には運転することは「でき」ます。しかし、正直怖くてとても運転なんて「できない」のではないでしょうか。

この様に、同じ「できる」という表現ではあっても内面的な違いがあるんですね。

私達キャリアコンサルタントも、まずは職業相談などの仕事から入る人は、実践的にできる人になり易いのです。ですが私みたいに資格から入ると積み上げてきたものがない分、実質的に「できる」を謳いにくいんです。だからお金を出して勉強会に入り浸り、きっかけを見つけてはキャリアコンサルティングをさせて頂くなどして実質的に「できる」様にするために努力が必要になってくるんですね。

「できる」を増やす

つい先日書いたこの記事(左)でも書いていますが、チクセントミハイ教授の提案しているフロー理論の図(右)を見ると、「できる(スキル)」の中からやりたい事(チャレンジ)を見つけていくと余裕を持っていろいろな事に取り組んでいけるのだという事がわかります。先のキャリコンの話していけば、職業相談などを受ける仕事をしていく中でキャリコンとして動き出すのがそれにあたります。

対して資格から入るのは「やりたい(チェレンジ)」からの展開になる為に、できるという実績がないが故の「不安」を持つことになるんですね。
つまりキャリア開発を行う場合においても「できる」ことの中から「やりたい」ことを見つけると、自分自身の希望する展開を選びやすいメリットがあるんです。

資格を取った直後は特に実務に対する自信がないために、なかなかうまくいかない日々が続きます。先述の様に経験を積むために時間・労力・お金などが必要になります。
対して実質的に「できる」という自分に対する自信を感じることは次に踏み出す勇気を得るという事になります。

できる事を増やす過程の中で成功体験も積み重ねながら、やりたい事を探す。今何をしようか迷っているみなさんはぜひ、実質的な「できる」を増やしていきましょう^^

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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