働くことの意味をもう一度考え直そう #キャリア的視点 644

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「働く」です。

私たちは日々、なんだかんだと言いながらも働いています。
愉しく働いている人もいれば、嫌々働いている人もいますね。この違いはどこから来るのでしょうか? 私個人はサラリーマンとして働いていた当時は1分でも早く帰ろうと、逆に『効率的な業務の在り方』なんてことを考えていたものです。

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

働く

私たちは何のために働いているのでしょうか?

それは『生活の糧』を得る為、というのがベースに来るのではないかと思います。完全な自給自足でもしていない限り、お金は必要になります。電気・ガス・水道・通信・交通… 私たちの生活はお金がなくてはままならなくなりました。無人島などで一人暮らしをしていても、日本の国民として戸籍があるのであれば「税」をはじめとしてやはりお金が必要になるのです。

そのお金を得るために働く。その収入で生活に必要な様々な商品やサービスを購入する。これが現代の社会システムになっているのですから、
「働きたくない!」
と思っても、その先には別の苦労が待っているわけです。先述の完全自給自足生活か犯罪者になるか…

学生たちも、今は働いていないのかもしれませんが、将来的には働くことを前提に意識していますね。

二昔前のキャリア観は職業観でした。将来の夢は『どんな職業に就くか』でした。良い就職の為に言い大学に進学する。就社と揶揄された様に、定年まで勤めあげるのが原則でした。これが当たり前だったのです。

しかし今は違います。自分のキャリアを輝かせるために、時には企業を股にかけてステップアップしていく時代です。これは働くという意味合いが変化してきているということではないでしょうか?

プロティアンキャリア

LifeWork

生活のために働くことを『ライスワーク(RiceWork)』などと言ったりします。【生涯をかけた仕事=ライフワーク(LifeWork)】に欠けている造語ですが、心の持ち様は正反対ですね。

ライフワークを持てる人は幸せだと思うんです。仕事をしている時間が好きで、楽しくて、まるでその仕事をしていないとエネルギー切れで死んでしまうのではないかと思えるくらいに真摯です。その仕事に誇りを持っていて、その仕事をしている自分に誇りを持っている。まさに職人です。
まぁ得てしてそうした方々の多くは『生活能力』に欠けていたりする方の多いみたいで、家族の支援がないと食事すら忘れて没頭したりしかねませんから、家族が苦労すると、これもまた揶揄の対象になるのですが。

しかし好きな事をやっていて生活するだけの収入を得られるのであれば、それはやはり幸せなのではないでしょうか。家族一人ひとりが好きな事を仕事にして、互いに寄り添い、干渉しすぎず、自律して生きていけるのであれば良い気がします。

お金というのは生活のために必要なだけあればいい。将来の貯蓄として+アルファ分があれば充分ではないでしょうか。

どうやって稼いだか。つまり『やりたい仕事』をやって稼いでいますか? 自分が胸を張って自慢できる仕事で稼ぎましたか? 『生活のため』これも重要ですがそれだけでは心に余裕が生まれません。自身のキャリアを輝かせたいのであれば、自分から喜んで進んで行けるキャリアであってほしいと思います。

※将来の目的があって今は「やりたくない仕事」を頑張っている場合はライスワークとは呼びません。

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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