時は金なり -Time is money- といえば #キャリア的視点 620

こんにちは(^^) キャリアコンサルタントのひだです。今日のテーマは「時間」です。

皆さんも【Time is money】という言葉は何度も聞いたことがあるのではないでしょうか。これはメリカの外交官ベンジャミン・フランクリンの格言として有名です。
日本では【時は金なり】と訳されることが多い言葉ですが…

さぁそれでは、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。読了時間は3~5分です。

経営資源は有効に使おう

近年の経営資源である【人・物・金・情報・時間】として数えられるのが時間です。経営資源である時間は、要は「時間をいかにうまく使うか、によっては経営展開が左右されるという事です。逆の言い方をすれば、時間を有効に使えないということは利益を失うことになります、という事ですね。

私的にはもちろん、その時間を使いこなすのは「人」である以上、まずは人を大切にすることが経営の健康化には重要ですよ~ と言いたい訳ですが、ここではそれは前提条件として『整っている』という体で話を進めていたいと思います。

Time is moneyの本当の理由は、先に書いた「時間を有効に使えないということは利益を失う」→『機会損失』という意味合いで考えるのが良いと思います。

Time is money
1748年に発表した著書「Advice to a Young Tradesman(邦題では”若き商人への手紙”)」の中で、”Remember that time is money”というフレーズを記しています。直訳すると、「時間=お金そのものであることを覚えておきなさい」といった意味です。自伝のなかでも、彼の信念をまとめた13の項目のうちの「勤勉」の項目で、「時間を浪費しないように、時間は常に何か得るために使うべきであり、無用な行動はすべて絶つべきだ」と書いています。

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これもよく言われている言葉でありますが、時間は有限であり、その限られた資源をいかに活かすか、または見つけた機会を逃さない為にはどうしたら良いのか。自分の目指す姿になる為に、それ以外も含めたあらゆる目的・目標達成の為に、あらゆる時間をそこにつぎ込むべきであって、ボーっとしている時間こそが最も愚かしい浪費である。といった意味合いなのだと思います。

人件費というお金

会社経営においては『人件費』という名前で人を費用と捉えるのが私的には納得できないでいる(人に関するお金は【投資】として捉えるべきだと思うのです)のですが、ともかくもその人件費を無駄にしない為にも、従業員に対して時間管理の意識を持ってもらうことは大切です。

従業員ひとりの時給を3,600円と仮定します。税金やらなんやらと計算していくとこんなに安いことはないのでしょうが、計算しやすくするためにもここでは時給3,600円としましょう。

時給3,600円とすれば、分給60円です。秒給1円です。
Time is money = 時間は人件費なり。
これが会社のシビアな一面です。

会社はその成果と共に従業員一人ひとりの時間に対してもお金を出しています。従業員が会社の目的に貢献する動きをできない以上、それは「時間の無駄」、会社経費の無駄遣いなどと言われてしまうんです。

まぁそこまで細かい事を言う会社も稀ですが、従業員として立場上、その考え方を持っておくことで、時間を浪費するなどの行動を慎むという意識を持つことが大切ですよ、という話です。

時間の無駄として【雑談】を忌避する傾向がありますが、これも『人現関係構築の為』という目的があれば、実際は無駄などでありません。休憩時間も「その後の業務に集中するため」という目的です。息抜きの時間は業務推進の為に必要不可欠な行為です。
何を以って「無駄か無駄でないか」、そのライン引きは非常に難しいのですが、何が無駄なのかを決めるのはその時間が通り過ぎた後なんです。

せめて後で思い出した時に後悔しなくても良い様に、自分を律していきましょう!

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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